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  • aff06 JUNE 2021
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連載

特産食材の華麗(カレー)なリレー - 旬を食べるカレー旅

47都道府県の特産食材と、それらを組み合わせた絶品カレーレシピを、旬に合わせて紹介します。

第2回

さわら と アスパラガスのスパイスきわ立つスープカレー

使用する特産物は 岡山県 さわら × 佐賀県 アスパラガス

画像:さわら と アスパラガス

岡山県

さわら

郷土料理ばら寿司の具材に使われるなど、岡山県ではとても身近な魚のさわら。春、産卵のために瀬戸内海に入ってくるタイミングで漁獲され、身だけでなく、真子は煮つけ、白子は味噌汁などにして食べる文化があります。見た目から白身魚と思われることの多いさわらですが、正しくは赤身魚の回遊魚。淡白な味わいで上品な甘みもあり、くせがないため、西京漬や柚庵焼きにもよく使われます。鮮度の落ちやすい魚なので、切り身を購入した場合は早めに食べ切るようにしましょう。

佐賀県

アスパラガス

温暖な気候に恵まれた佐賀県でのアスパラガス栽培は、雨よけハウスを利用して1月から10月頃まで収穫が行われます。6・7月頃から収穫がはじまり旬を迎える夏芽のアスパラガスは、肉質はしっかり、シャキっとした食感で、さわやかな甘みとうま味が特徴です。「アスパラギン酸」というアミノ酸が含まれているので、暑さでバテがちな夏に食べたい野菜でもあります。濃い緑色で全体にみずみずしくハリがあると新鮮な証拠。茎がまっすぐで、太さが均一で、穂先がかたくしまったものを選ぶのがおすすめです。

簡単に作れるのに、香りも味も本格派!

しっとり、やわらかな身のさわらと、アスパラガスのシャキシャキ感、パプリカのジューシーさで、さまざまな食感を楽しめるスープカレー。オリーブオイルでにんにくとカレー粉を炒めるという一手間で、スパイシーな風味が際立ち、まるで様々なスパイスを入れたかのような本格的な香りに。この香りが食欲を刺激し、スープのさらりとした口当たりと相まって、バテがちな夏にも思わずおかわりしたくなるカレーです。

材料をそろえよう

夏野菜のカラフルさで、食卓に彩りを!

アスパラガスのグリーンと合わせて鮮やかさを出すなら、パプリカの2色使いがおすすめです。

画像:食材

材料(2人前)

  • さわら
    2切れ (1切120グラム)
  • アスパラガス
    4本
  • パプリカ
    2分の1個分
    (2色使う場合は、4分の1個ずつ)
  • オリーブオイル
    大さじ2
  • カレー粉
    大さじ1
  • コンソメ
    大さじ1
  • おろしにんにく
    小さじ1
  • 400ミリリットル
  • サラダ油
    小さじ1
  • 塩胡椒
    少々

つくってみよう

プロの技で、本格カレーの風味が実現!

にんにくとカレー粉を炒めるのがポイント!魚くささも気にならなくなります。

  • 1

    さわらは一口大に切り、塩胡椒をふる。

    写真:さわらに塩をふる
  • 2

    アスパラガスは下の硬い部分をピーラーでむき、半分に切る。

    写真:アスパラガスをピーラーでむく
  • 3

    パプリカはタネをとり、縦に6等分する。(今回の写真と動画では赤と黄色を4分の1個ずつ使い、3等分に)

    写真:パプリカを切る
  • 4

    フライパンにオリーブオイル、おろしにんにく、カレー粉を入れてから火をつけ、ふつふつさせてから、さっと炒める。

    写真:さっと炒める
  • 5

    香りが出てきたら、水、コンソメ、さわらを加えて加熱する。

    写真:さわらを加えて加熱
  • 6

    沸騰したら、アスパラガス、パプリカを加え、さわらに火が通るまで5分ほど加熱して完成!

    写真:完成

完成!

写真:盛り付けイメージ

動画でもチェック!

より詳しい説明や、おいしく作るポイントは動画をチェック!

Profile

画像:Mako(まこ)さん

Mako(まこ)さん

フードクリエイター、栄養士、フードコーディネーターの資格を持つ、アイデア料理研究家。著書に「家政婦Makoのずぼら冷凍レシピ」(マガジンハウス)などがある。

国際果実野菜年2021

農林水産省「国際果実野菜年2021」公式HP
https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/engei/iyfv.html

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