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農林水産省

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  • aff04 APRIL 2022
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連載

特産食材の華麗(カレー)なリレー - 旬を食べるカレー旅

47都道府県の特産食材と、それらを組み合わせた絶品カレーレシピを、旬に合わせて紹介します。

第25回

今週は伊勢ひじきと冬瓜の煮物風カレー

使用する特産物は 三重県 伊勢ひじき × 沖縄県 冬瓜

画像:伊勢ひじきと冬瓜

三重県

伊勢ひじき

全国有数のひじきの水揚げ量を誇る三重県。同県の沿岸域はリアス式海岸の岩場で遠浅という地形であるため、ひじきにとって最適な生育場です。古くからひじきの産地として知られる伊勢志摩地域のひじきは「伊勢ひじき」の名で全国に出荷されており、長く、太く、風味が良いと言われています。また、同地域では「伊勢方式 蒸し製法」という伝統的な製法が古くから伝わっており、今でもこの製法を用いて加工している事業者が存在しています。

沖縄県

冬瓜の生産量がトップクラスの沖縄県。中でも宮古島市や伊江村が主な産地として知られています。アジアの熱帯地方が原産の冬瓜は、沖縄料理の定番食材でもあり同県では「シブイ」や「スーブ」などとも呼ばれています。味が淡白でさっぱりしていて、肉や魚のうま味が十分に染み込むので、ソーキ汁などの汁物や煮物には欠かせません。重量感のあるものを選び、風通しが良いところで保存します。カットしたものはラップで包み、冷蔵庫で保管しましょう。

煮物のような仕上がりに。
和風出汁ベースの
スープカレー

具材がごろごろと入った和風出汁ベースのスープカレー。鶏肉のうま味がぎゅっと染み込んだ冬瓜と、たくさんの伊勢ひじきで、ボリュームも栄養もたっぷり。少し甘めで、子どもから大人まで家族みんなで楽しめる味わいになっています。冬瓜は火が通りやすいので煮込み時間も短く、伊勢ひじきを戻している間に他の材料の下ごしらえをしておけば、短時間で仕上げることができるカレーです。

材料をそろえよう

冬瓜は種とワタを
大きめのスプーンですくって
取り除いてから
カットしましょう

普段煮物に使う調味料にカレー粉をプラスして、和の風味が効いたやさしい味わいのカレーに。

画像:食材

材料(2人前)

  • 冬瓜
    8分の1個
  • 伊勢ひじき(乾燥)
    10グラム
  • 鶏もも肉
    150グラム
  • サラダ油
    大さじ2分の1
  • カレー粉
    大さじ2分の1
  • 好みのだし汁
    200ミリリットル
    (例:顆粒和風だし小さじ2分の1、水200ミリリットル)
    • 砂糖
      大さじ1
    • みりん
      大さじ1
    • 醤油
      大さじ2

つくってみよう

火が通りやすい食材なので、
さっと煮て仕上げます

伊勢ひじきを戻している間に、その他の材料をカットしておくと手際よく作れます

  • 1

    伊勢ひじきは水に15分ほど浸けて戻し、水洗いをしてから水気を切る。

  • 2

    皮をむいた冬瓜と、鶏もも肉はそれぞれ一口大に切る。

  • 3

    サラダ油をひいたフライパンに2を入れて炒める。

  • 4

    鶏もも肉の色が変わってきたら、3にカレー粉を加えて炒め合わせる。

  • 5

    4のカレー粉が馴染んだら、1とだし汁を加える。

  • 6

    5が沸騰したら、Aを入れて中火でときどき混ぜながら5分ほど煮る。

完成!

盛り付け画像

動画でもチェック!

より詳しい説明や、おいしく作るポイントは動画をチェック!

Profile

画像:Mako(まこ)さん

Mako(まこ)さん

フードクリエイター、栄養士、フードコーディネーターの資格を持つ、アイデア料理研究家。著書に「家政婦Makoのずぼら冷凍レシピ」(マガジンハウス)などがある。

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