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農林水産省

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2025

7月号

土地改良区

土地改良区に、行ってみよう!

全国の土地改良区には水利施設をはじめとした多くの見どころがあり、誰でも参加できるイベントや学びの場を提供しています。お気に入りの土地改良区を見つけてみませんか?

土地改良区、3つの楽しみ方

土地改良区には、貴重な観光スポットや地域の祭り、誰もが学べる講座やイベントがたくさんあります。自然や文化に触れる楽しい時間が過ごせます。

01 観光 SIGHTSEEING

世界かんがい施設遺産 歴史的、技術的、社会的価値がある施設として国際かんがい排水委員会(ICID)に、世界かんがい施設遺産に認定された施設が、福島県の安積疏水や香川県の満濃池など全国に54施設あります(2024年10月現在)。

田んぼアート 田んぼをキャンバスに見立てて、原画をもとに色の異なる稲を測量しながら植えると、稲が実る頃に田んぼアートが完成します。作業への参加者を住民から募集する地区もたくさんあります。|映えスポット SNSで話題になるような映えスポットも数多く存在します。栃木県那須烏山市にある猿久保田んぼ公園のひまわり畑、大阪府岸和田市の神於山土地改良区内の休耕中の農地を使ったコスモス畑などが有名です。|花見 施設の周辺や用水路沿いには桜の名所として知られる場所が多くあります。愛知県一宮市の大江用水、新潟県阿賀野市の新江用水、埼玉県草加市の葛西用水など毎年多くの花見客でにぎわっています。

バスツアー 各地の土地改良区では、水源地である川や森林での散策をはじめ、畑での収穫体験、土地改良施設の見学などができるバスツアーを実施しています。凧揚げやクイズ大会など子どもが楽しめるイベントを行うバスツアーもあります。

02 祭り FESTIVAL

桜祭り 静岡市の西山寺阿僧土地改良区で、約450本の河津桜が満開になる2月中旬に行われる由比八千代桜まつりなど、各地で桜祭りを開催しています。|通水祈願祭 農業用水の通水開始前の4月頃には通水の安全と豊穣を願う祈願祭を行います。神職らの立ち会いのもと厳かに執り行われる祭りです。|収穫祭 秋の収穫の時期には、収穫祭が行われます。芋ほりや餅つきなどのイベント、豚汁や焼き芋を振る舞うところもあります。

03 体験学習 EXPERIENCE LEARNING

用水路の生き物調べ 水が少ない時期の用水路で子ども達を中心に、魚やカエルなどを捕獲して、地域に生息する生き物調査を行なっています。|農泊 農村などに宿泊して豊かな地域資源を活用した郷土料理や農作業などを楽しむ旅行のことです。その時期のその土地ならではの体験ができます。|ウォークラリー 用水路や堰などの土地改良施設を巡り、景観を楽しみながら地域の自然や歴史、文化に触れられるウォークラリーを実施しています。

田んぼの学校 田んぼや用水路、ため池などを遊びと学びの場として農業への理解を深める体験イベントです。田植えや稲刈り、自然観察などの体験を通して学びます。

各地で配布中!水の恵みカード

私たちが普段、口にしている農産物の栽培には、ダムやポンプ場などから送られてくる水が不可欠です。地域の農産物とそれに関連する農業水利施設をわかりやすく紹介する水の恵みカードを各地の直売所や農業水利施設、収穫祭等で配布しています。予定枚数の配布を終了している場合もありますので、事前にご確認ください。 https://www.maff.go.jp/j/nousin/mizu/kurasi_agwater/mizunomegumi/
私たちが普段、口にしている農産物の栽培には、ダムやポンプ場などから送られてくる水が不可欠です。地域の農産物とそれに関連する農業水利施設をわかりやすく紹介する水の恵みカードを各地の直売所や農業水利施設、収穫祭等で配布しています。予定枚数の配布を終了している場合もありますので、事前にご確認ください。 https://www.maff.go.jp/j/nousin/mizu/kurasi_agwater/mizunomegumi/

全国規模で開催される 土地改良 写真・絵画コンクール

写真や絵画を通してより多くの人に土地改良事業の魅力を伝えるため、全国土地改良事業団体連合会では、写真コンテストと絵画展を開催しています。

写真部門 水が伝える豊かな農村空間~疏水・ため池のある風景~写真コンテスト

田んぼや畑に水を送る疏水(農業用水)やため池は、本来の役割を果たしつつ日本人の原風景ともいうべき美しい風景を創り出しています。その風景を収めた写真を全国から募るコンテストです。

農林水産省農村振興局長賞 タイトル:楔

絵画部門 未来へつなごう!ふるさとの水土里(みどり)子ども絵画展

子ども達に田んぼや畑、ため池、水路のある風景や水路を守っている人たちの姿を通して、水の循環や環境保全への理解をうながすことを目的として開催しています。対象は小学生以下の子ども達です。

農林水産大臣賞 タイトル:おいしいお米ができますように

今週のまとめ

世界かんがい施設遺産や田んぼアート、ウォークラリーなど魅力的な観光スポットや自然と親しむ体験ができるイベントを紹介しました。お住まいの地域で、あるいは旅先で足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

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お問合せ先

大臣官房広報評価課広報室

代表:03-3502-8111(内線3074)
ダイヤルイン:03-3502-8449

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