3 調査結果の詳細 (8. 農林漁業体験について)
(1)農林漁業体験への参加
家族の中で農林漁業体験に参加したことのある人はいるか聞いたところ、「いる」と回答した人の割合が63.2%、「いない」と回答した人の割合は35.6%となっている。(図8 - 1)
農林漁業体験への参加について、若い世代(20~39歳)の女性では、「いる」と回答した人の割合が高い。
地域圏別にみると、地方圏で「いる」と回答した人の割合が高く、東京・近畿圏で「いない」と回答した人の割合が高い。(図8-1-1)
(2)農林漁業体験に参加して変化したこと
家族の中で農林漁業体験に参加したことのある人が「いる」と回答した人に、農林漁業体験に参加して変化したことがあるか聞いたところ、「自然の恩恵や生産者への感謝を感じられるようになった」を挙げた人の割合が63.4%と最も高く、次いで、「地元産や国産の食材を積極的に選ぶようになった」(36.3%)となっている。(複数回答、上位2項目)(図8 - 2)
農林漁業体験に参加して変化したことについて、性別にみると、「自然の恩恵や生産者への感謝を感じられるようになった」と「地元産や国産の食材を積極的に選ぶようになった」を挙げた人の割合は女性で高い。(表8 - 2)
(3)農林漁業体験に参加するための工夫
家族の中で農林漁業体験に参加したことのある人は「いない」と回答した人に、農林漁業体験にどんな工夫があれば参加したいと思うか聞いたところ、「収穫物の調理体験ができること」を挙げた人の割合が32.2%と最も高く、次いで、「親子や友人など、いろいろな参加の仕方ができること」(31.3%)となっている。(複数回答、上位2項目)(図8 - 3)
農林漁業体験に参加するための工夫について、若い世代(20~39歳)では、「親子や友人など、いろいろな参加の仕方ができること」を挙げた人の割合が高い。(表8 - 3)
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