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E型肝炎ウイルス(ウイルス) [Hepatitis E virus (HEV)]

症状は?

国立感染症研究所ウイルス第二部提供
ウイルスは直径約30nm

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感染しても、症状が出ることはほとんどありません。

一部の方は、感染してから平均6週間経つと、だるさ、黄だん(皮膚や粘膜が黄色くなる)、発熱などの症状が出ます。

症状が出ても大半の方はなおりますが、まれに重症になって死ぬ方がいます。妊婦や高齢者は特に重症になりやすいとの報告があります。

 

原因になりやすい食品は?

予防のポイントは?

  • ブタ、イノシシ、シカなどの肉や内臓は、生食を避け、中心まで十分に加熱しましょう。
  • 生の肉や内臓にさわったら、よく手を洗いましょう。
  • 包丁やまな板を使うときは、まず先に、生で食べるものや調理済み食品などの食べる直前に加熱しない食品を切り、その後に生の肉や内臓を切りましょう。生の肉や内臓に使った包丁やまな板と、調理済みの食品がふれないようにしましょう。
  • 肉や内臓の汁が、生で食べるものや調理済みの食品にかからないようにしましょう。
  • 生の肉に使った調理器具は、使い終わったらすぐに洗いましょう。洗った後、熱湯をかけると消毒効果があります。
  • E型肝炎が流行・発生している海外の地域へ旅行するときは、生水や生ものを避けましょう。
  • 人から人へうつることは、ごくまれです。

関連情報

お問合せ先

消費・安全局食品安全政策課

担当者:情報発信企画・評価班
代表:03-3502-8111(内線4474)
ダイヤルイン:03-3502-5719