サルモネラ(細菌)[Salmonella Enteritidis, S. Typhimurium]
症状は?
東京都健康安全研究センター提供
細菌の大きさは0.7~1.5μm×2.0~5.0μm
食後6~48時間で、おう吐、腹痛、下痢、発熱などをおこします。
乳幼児や高齢者は、症状が重くなることがあります。
原因になりやすい食品は?
- 加熱不足の卵・肉・魚料理などが原因になりやすいです。具体的には、生卵・オムレツ・自家製マヨネーズ・洋生菓子・牛肉のたたき・レバ刺などがあります。
- 生の肉に使った包丁で切った調理済みの食品も原因になります。
- 害虫やペットが、菌を食品に付けてしまうこともあります。
予防のポイントは?
- 卵・肉・魚介類などの生鮮食品は新鮮なものを購入し、冷蔵庫に入れて保存し、早めに食べましょう。
- 卵を割ったらすぐ使いましょう。
- 生の卵・肉・魚介類にさわったら、よく手を洗いましょう。
- 包丁やまな板を使うときは、先に生野菜などの加熱しない食品を切り、生の肉や魚介類は後で切りましょう。生の肉や魚介類に使った包丁やまな板と、調理済みの食品がふれないようにしましょう。
- 肉や魚介類などの汁が、生で食べるものや調理済みの食品にかからないようにしましょう。
- 生の卵・肉・魚介類など加熱が必要な食品は、中心まで十分に加熱しましょう。
- 生の卵・肉・魚介類に使った調理器具は、使い終わったらすぐに洗いましょう。洗った後、熱湯をかけると消毒効果があります。
- 害虫の駆除はもちろん、ペットが食品や食器にふれないようにしましょう。
- 乳幼児や高齢者には、加熱不足の卵・肉・魚料理を出さないようにしましょう。
お問合せ先
消費・安全局食品安全政策課
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