エルシニア・エンテロコリチカ(細菌)[Yersinia enterocolitica]
症状は?
食後2~5日で、発熱、腹痛、下痢などをおこします。
年齢が高くなるにつれて、他にもさまざまな症状を示すことがあります。
原因になりやすい食品は?
- 肉(特に豚肉)などが原因になりやすいです。
- 殺菌されてない井戸水や湧き水なども原因になります。菌を持っている動物のフンに汚染されている可能性があるためです。
- 生の肉に使った包丁で切った調理済みの食品も原因になります。
- ペットがさわった食品なども原因になります。
- この菌は冷蔵庫の中でも増えるので、長期間冷蔵した豚肉も原因になります。
予防のポイントは
- 豚肉を長期間保存しないようにしましょう。
- 生の肉にさわったら、よく手を洗いましょう。
- 包丁やまな板を使うときは、先に生野菜などの加熱しない食品を切り、生の肉は後で切りましょう。生の肉に使った包丁やまな板と、調理済みの食品がふれないようにしましょう。
- 肉の汁が、生で食べるものや調理済みの食品にかからないようにしましょう。
- 生の肉など加熱が必要な食品は、中心まで十分に加熱しましょう。
- 生の肉に使った調理器具は、使い終わったらすぐに洗いましょう。洗った後、熱湯をかけると消毒効果があります。
お問合せ先
消費・安全局食品安全政策課
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