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有明海
しゃっぱ
エビのような見た目を持つシャコ科のシャコは、北海道から沖縄まで日本全土に生息する甲殻類である。前足がカマキリのハサミのような形をしているのが特徴で、これで小魚やエビなどを捕食している。生息地は沿岸の砂泥質海域に多く、泥底にU字形の巣穴を掘りすんでおり、有明海でも水揚げされる。佐賀県での呼び名は主に「しゃっぱ」。「がねしゃっぱ」と呼ばれることもある。クルマエビやシバエビの刺網にかかり嫌われることも多く、雑魚として扱われることもあるが、エビのようなうまみがありおいしい。あっさりとしており酢との相性も良いので、ゆでてすしにして食べられるのがポピュラーだ。佐賀県では、塩ゆでにするほか、醤油で炊いた煮付けにする。炊くことによってうまみを含んだだしがたっぷりと出るのが特徴で、夏の味覚として親しまれている。
しゃっぱの漁期は4~10月で、この時期に水揚げされたものが旬。この時期に煮付けにされたしゃっぱはうまみがありおいしい。
しゃっぱは水洗いし、よく水気を切る。鍋に醤油や酒などの調味料を入れ、しゃっぱを加えて煮る。煮汁は、そうめんの漬け汁としても美味。
家庭で一般的に作られるほか、県内の飲食店でも味わえる。
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レシピ提供元名 : 佐賀県栄養士会
お問合せ先
大臣官房 新事業・食品産業部外食・食文化課食文化室
代表:03-3502-8111(内線3085)ダイヤルイン:03-3502-5516