ナスを育ててみよう


学校やおうちで育ててみよう!
1. 苗の準備
ホームセンターなどで、接ぎ木苗を買ってきましょう。葉のツヤがよくて茎がしっかりしているもの、節と節の間がつまってがっちりしているものがよい苗です。
2. 畑の準備
日当たりと水はけがよいところをえらびます。接ぎ木苗なら前の年にナスをつくった畑でもだいじょうぶです。でも接ぎ木していないナス(地方にしかないナスなど、めずらしいもの)をつくるときは、4~5年はナス科のトマト、ピーマン、ジャガイモなどをつくった畑はさけましょう。

3. 植えつけ
- 植える前の日に、苗にたっぷり水をやっておきます。ポットをさかさまにして苗をぬきとるときに、土がしめっていたほうが、根を傷つけることなく取り出せるのです。
- ポットをさかさまにして苗を取り出して、浅く掘っておいた穴に植えます。
- 土をかけて苗を植えてから、水を十分にあげて苗のまわりの土を落ち着かせます。
- 次の苗との間を45cm以上とり、苗を植えつけます。
- 植えつけが終わったら、支柱をたてて、茎をゆるく結んでおきます。

4. 水やり・追肥
ナスは水が足りなくなると、実にツヤがなくなったり、かたくなってしまいます。水はナスのようすをみながら週1~2回あげるようにします。うねにかれ草やワラをしいて、乾燥を防いであげるのもよいです。
肥料も半月に一回、追肥といって化成肥料か液肥をあげます。大きくなるごとに根元からはなしてあげるのがコツです。

5. 病気・害虫
空気が乾燥すると虫がでやすくなるので、気をつけましょう。

ダニ:ナスのてっぺんからじょうろで水をかけて防ぎます

テントウムシダマシ:見つけたらつかまえて殺しましょう

アブラムシ:根元を銀色のシートでおおってやると、アブラムシが飛んでくるのを防ぐことができます
6. 収穫
あるていど実が大きくなったら、収穫してもだいじょうぶです。あまり大きくすると実の色とツヤが悪くなってしまうこともあるから気をつけましょう。
それから、花が開くときに気温が低いと、めしべにせっかく花粉がついても実が大きくなりません。そういう実を「石ナス」といいます。石ナスは見つけたら手で取ってしまいましょう。

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