ジャガイモを育ててみよう


学校やおうちで育ててみよう!
1. 種いものじゅんび
強い芽を出すために、外で直射日光にあてて、20~30日おいておきます。これを浴光育芽といいます。いもの全部に光があたるように、7~10日に一回、上下をひっくり返します。
4~5mmの芽が出たら、種いも切りをします。目が集まっている部分を通るように切って、一個が50gくらいになるようにします。切り口は4日間くらいかわかします。

2. 植えつけ
桜がさくころに芽が出るように植えつけます。本州中部では、3月始めから中ごろ。北海道は1か月遅れを目安にします。 ジャガイモは弱酸性の土が好きなので、酸性の土には石灰をまいておきます。

3. 培土
培土とは、土よせのこと。いもが育ちやすい温度になって、病気も防いでくれます。 うねの間をほって、カマボコがたに土をもりあげます。真ん中にくぼみができてしまうと、水がたまって病気になりやすく、いもに日があたって緑色になってしまうので、気をつけます。

4. 病気・害虫
病気:一番多いのは、えき病です。芽がでてから1カ月めごろ、下の方の葉にはんてんが出始めます。ほうっておくと畑全体が茶色っぽくなって、かれてしまいます。雨がふって気温が低いときにかかりやすい病気です。このほかに、黒あざ病、そうか病、青枯病などがあります。
害虫:テントウムシダマシの幼虫は葉を食べてしまうので、見つけたらつまみとりましょう。 ほかにワタアブラムシやジャガイモガがついてしまうことがあります。

5. 収穫・貯蔵
植えてから100日くらいたって、葉や茎が黄色く色づいてきたら、収穫です。土をほりおこして、ジャガイモをほりあげます。日かげの風通しのよい場所に広げて十分に表面をかわかしてから貯蔵します。ダンボール箱などにいれ、暗くてすずしいところにおきます。光にあたると緑色になり、エグ味がでてしまいます。
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