ICIDの概要
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加盟国
2024年1月現在、82の国と地域が加盟しています。加盟国はICID活動に関連する政府、科学技術団体、並びに関心がある個人などからなる国内委員会を組織し、それを通じてICIDの活動に参加します。
活動内容
ICIDでは、かんがい、排水、洪水管理等に関する技術課題について分野別に作業部会等を設け、調査研究活動を行っています。
また、最高意志決定機関である国際執行理事会(IEC;International Executive Council)や総会、地域会議、ワークショップ等を開催し、様々な技術課題について検討、議論しています。
- 第25回総会及び第74回国際執行理事会
2023年11月1日~8日、インド・ヴィシャーカパトナムにおいて、第25回総会と第74回国際執行理事会が開催され、世界41の国・地域から各国国内委員、若手技術者及び関係国際機関を含む約1,300人が参加しました。
活動内容
ICIDはかんがい排⽔に係る技術・組織、⾏政や制度の情報交換ができる世界で唯⼀の組織で、農業農村整備分野における⽇本の技術・知見を提供できる国際貢献の場です。
我が国は、設⽴直後の1951年(昭和26年)に閣議決定に基づいてICID⽇本国内委員会を組織し、正式加盟しました。
以降、1963年(昭和38年)には「第5回国際総会並びに第14回国際執⾏理事会」を、1989年(平成元年)には「第8回アジア・アフリカ地域会議」をそれぞれ東京で開催するなど積極的に活動しています。
ICID⽇本国内委員会は、大学、研究機関、民間企業などからの委員で構成されており、2023年(令和5年)11⽉現在、26の委員会、作業部会、タスクフォースに専門家を派遣し、調査研究活動を⾏っています。
また、我が国のICID活動を⺠間レベルで⽀援するため、かんがい排⽔に関する技術を有する法⼈、団体、個⼈によって⽇本ICID協会が設⽴されています。
日本におけるICID活動実施体制
国内委員会規約(PDF : 122KB)