AI技術を食生活に生かしてみよう
AI技術は、生産現場だけではなく一般家庭の食生活の場面でも役立っています。ここでは、日常で役立つスマートフォンアプリをいくつか紹介します。


「リード レシピアシスタント」は、LINE上でチャットをしながら操作できる手軽さが特徴。食材の画像やテキストを送るだけで、その食材を使ったレシピをAIが提案。レシピは食材だけでなく、主菜や副菜といった種類、和風・洋風・中華などのジャンル、レシピアシスタントのおすすめから選ぶこともでき、それらを組み合わせて絞り込むこともできます。
さらに、スーパーなどのチラシの画像を投稿すると、その中の食材を使ったレシピをAIが提案してくれる機能も。


冷蔵庫にある食材で何が作れるかを教えてくれるレシピアプリ。各カテゴリーから食材を1つから3つ選ぶと、AIが約4,000万通りの中からおすすめのレシピを3つに絞って提案します。また、家にある調味料も登録できるので追加の買い物は発生しません。
検索するごとに、ユーザーの好みを学習して内容を最適化し、満足度の高いレシピを入手できます。中途半端に余ってしまった食材を使ってもう一品作ることで、家庭内の食品ロス削減にも。


インバウンドの増加に伴い、さまざまな宗教や思想をもった人への対応が必要です。しかし、ムスリムやベジタリアンなど食の禁忌を持つ方への対応は、まだまだ遅れているのが現状。そうした状況を踏まえて開発されたのが、「食品判定システム」です。
AI技術を活用したもので、商品棚を撮影した画像から各食品を認識し、禁忌情報と照らし合わせ、口にできる可能性があるものを色分け表示。食品を手に取り、原材料名を翻訳するなどして解読する必要がなくなるため、購入までの手間を減らすことが期待できます。


「food coach」は、フィットネスクラブなどで運動に取り組む一般ユーザーや、コンディショニング、パフォーマンス向上を目指すアスリートが食事のアドバイスを受けることができるAI搭載の食事トレーニングアプリ。
世界的なレスリング選手を数多く輩出した至学館大学の開発で、アプリで検索できる約10万件の食品や料理のデータにより、食べたものを選ぶだけで栄養価の計算が行えるようになっています。
さらに、トレーニングや試合などの競技情報、体重、体脂肪、筋肉量、睡眠時間、体調などの身体情報を入力。そうすると、減量や増量など、各ユーザーの目的、身体状況、食事データなどをAIが総合的に判断し、栄養素の過不足を点数やグラフで分かりやすく表示します。
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