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夏の旬食材を味わおう

1 夏の食材で「涼」を感じよう<野菜編>

暑さで食欲が減退しやすい夏こそ、この時期ならではの食材をおいしく食べて、しっかりと栄養を補給しましょう。夏に旬を迎える食材の特徴やおすすめの食べ方を紹介します。

写真:様々な野菜

今回は「夏の野菜」を特集。栄養素が詰まった夏野菜は、夏バテ対策にも効果がある食材です。脱水症状や紫外線によるダメージ、夏風邪など、夏に起こりやすい病気や症状から体を守ってくれます。

夏風邪予防にも効果あり 万願寺とうがらし

写真:万願寺とうがらし

万願寺とうがらしは、大正末期から昭和初期頃に生まれた京野菜の一つ。「万願寺甘とう」とも呼ばれています。辛味が少なく甘味があるのが特徴で、肉厚でボリュームがあり、うま味もぎゅっと凝縮されています。種が少ないので食べやすく、さまざまな料理に使いやすい万能野菜です。

選び方・保存法

色つやが良く、触った時にハリのあるものを選びましょう。表面が硬く、乾いたものは鮮度が落ちている可能性があります。保存する場合は、そのままキッチンペーパーに包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。

万願寺とうがらしに含まれる栄養

ビタミンCをはじめ、ビタミンE、β-カロテン、食物繊維などの栄養素を有し、動脈硬化や夏風邪の予防に効果が期待できます。さらに美肌効果も期待できるので、夏の強い日差しでダメージを受けたお肌のケアにも。また、カリウムも含まれていて、ナトリウムの排出を促進し、高血圧の予防にもおすすめの食材です。

オススメの食べ方

写真:万願寺とうがらし素焼き

素焼きにして、カツオ節と醤油をかける定番の食べ方は、万願寺とうがらし本来のうま味を楽しめます。また、油との相性もいいので、炒め物や天ぷらなどもおすすめ。油で調理することにより、抗酸化物質やカリウムを損失することなく摂取できます。

生産者さんの声

写真:京都府・JA京都にのくに 添田 潤さん

京都府・JA京都にのくに 添田 潤さん

[外部リンク] http://amatou.kyoto/

京都・舞鶴発祥の万願寺とうがらしは「ピーマンが食べられない子どもでも食べます」という声をいただくほど、苦味や辛味のない味わいが特徴です。さまざまな調理法にマッチするのも魅力の一つ。京都府の『京のブランド産品』の認証を受けた万願寺とうがらし。「甘い!うまい!辛くない!」夏の京野菜を代表する旬の味覚を、ぜひご賞味ください。

夏の食欲減退に最適! スイートコーン

写真:スイートコーン

原産国の中南米では、主食として重要な穀物とされてきたとうもろこし。さまざまな品種がある中で、日本では糖分が多く、甘味の強いスイートコーンが主流です。国内では、北海道や千葉県、茨城県などを中心に栽培されています。

選び方・保存法

スイートコーンを包んでいる包葉が鮮やかな緑色であることが鮮度を見極めるポイント。先端から出ているヒゲの量が多く、茶色が濃いものほど中の実が熟しているので甘味が強く、食べ頃のしるしです。スイートコーンは鮮度が落ちやすいので、すぐに食べる分以外は茹でて冷凍保存がおすすめ。

スイートコーンに含まれる栄養

糖質が多い野菜の一つですが、その糖質の燃焼に必要なビタミンB1や脂肪の燃焼に必要なB2、さらにたんぱく質を構成するアミノ酸の一種であるアスパラギン酸やグルタミン酸を含むので、疲労回復の効果が期待できます。消化吸収も良い食材なので、夏バテで食欲がない時にも最適です。また、高血圧や便秘予防にも効果的な食物繊維やカリウムが豊富に含まれています。

オススメの食べ方

写真:コーンポタージュ

ポタージュスープやオムレツなど、必須アミノ酸を含む卵や乳製品、大豆製品と組み合わせることで、スイートコーンに含まれる栄養素を十分に摂取することができます。

内側から美肌ケア、紫外線予防に! ズッキーニ

写真:ズッキーニ

形はきゅうりに似ていますが、かぼちゃ(ウリ科カボチャ属)の仲間。イタリア語で「小さなかぼちゃ」を意味しています。黒っぽい緑色や鮮やかな黄色まで品種によって色もさまざま。日本での消費量も増えている野菜で、長野県や宮崎県などで栽培が盛んです。

選び方・保存法

太さが均一で、皮の表面につやがあり、傷がないものを選びましょう。へたの切り口がみずみずしいものが新鮮なズッキーニの証しです。また、ズッキーニは新鮮なうちに食べることをおすすめしますが、保存する場合はキッチンペーパーなどで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

ズッキーニに含まれる栄養

β-カロテンやビタミンE、ビタミンCを含んでいるので、風邪予防や疲労回復の効果が期待でき、体調を崩しやすい夏には積極的に食べたい食材です。また、紫外線によるシミやソバカスの予防も期待できます。さらにビタミンKが豊富。血液を凝固させる成分として作用したり、骨の形成を促したりする働きがあります。

オススメの食べ方

写真:ラタトゥイユ

油との相性が良く、一緒に摂取することでβ-カロテンやビタミンEの吸収を促進します。イタリア料理でもよく使われる食材ですが、オリーブ油で炒めてから煮込むのがおすすめ。ズッキーニの栄養素を逃がさずしっかりと摂取できるほか、煮込むことで甘味も増します。

今回教えてくれたのは

写真:弥冨 秀江

監修者プロフィール

管理栄養士 産業栄養指導者

弥冨 秀江

女子栄養大学生涯学習講師、(株)ヘルスイノベーション代表。

長い間、病院や透析クリニックでの臨床経験、大手企業の健保組合で栄養指導を実施。

出版、執筆活動、メニュー開発にも携わる。

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編集後記

夏野菜が美味しい季節になってきましたね。今週ご紹介の万願寺とうがらし、名前も見た目も「とうがらし」なのに辛くない、むしろ甘いなんて、そのギャップが面白い野菜だなと思いました。担当はカラッと天ぷらにして食べてみたいです。来週は夏の魚介類を紹介!お楽しみに!(広報室KM)

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