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農林水産省

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2026

4月号

豚

1 豚にまつわる 基礎知識

豚に関する豆知識や、豚肉が食卓に届くまでの過程について詳しく解説。豚肉の部位や上手な保存方法についてもご紹介。毎日の料理に役立つ知恵が満載です!

まずは知っておこう! 養豚トリビア

たくさんの子豚を出産! 母豚は年に2回、1回で約10頭の子豚を生みます。生まれた直後は栄養満点の母乳を飲んで育ちます。 年2回 1回で約 10頭 子豚を生みます 体重は半年で73倍に成長 生まれたばかりの時は約1.5キログラムの子豚も6ヶ月で約110キログラムと、約73倍に成長します。 生まれた時 約1.5kg 出荷時 約110kg

豚のほとんどを無駄なく活用 生体約110キログラムの豚から部分肉(※)は約60キログラムとれます。また、骨はスープの出汁などに、内臓は焼き肉やホルモン料理に、脂は食用に、皮は衣類やカバンに、毛は筆などに無駄なく活用されています。 ※骨や脂を取り除いて、部位ごとにカットした肉 生体 約110kgのうち 部分肉 約60kg 参考資料:全国食肉事業協同組合連合会「お肉が食卓にとどくまで 豚肉編」を加工

豚は全体の約20% 令和5年 畜産の産出額シェア (単位=億円)

畜産の産出額 37,139 鶏 11,960 (32%) 生乳 8,310 (22%) 肉用牛 7,696 (21%) 豚 7,194 (19%) その他 1,980 (5%) 牛乳 生乳100%使用 1000ml 出典:農林水産省「令和5年生産農業所得統計(全国推計)」

令和5年 養豚産出額ランキング

1位 鹿児島県 12.5% 2位 北海道 8.4% 3位 宮崎県 8.3% 4位 千葉県 7.1% 5位 群馬県 6.6% 6位 茨城県 7位 岩手県 8位 青森県 9位 愛知県 10位 栃木県

上位5道県で、シェア4割強 出典:農林水産省「令和5年生産農業所得統計(都道府県別)」

豚肉が食卓に届くまで

生産農家 食肉卸売市場 ●消費地における集分荷・物流機能 ●多数の購買者が価格をセリ合い一番高い価格をつけた者が買い受ける「セリ売り」により枝肉卸売価格を形成(→建値形成の機能) 食肉センター ●と畜・解体から部分肉等への処理までを実施 ●合理的な物流を実現する供給基地の役割 ●卸売市場の価格を参考にした取引(建値取引) その他と畜場 (食肉卸売市場及び食肉センター以外のと畜場) ●卸売市場の価格を参考にした取引(建値取引) 輸入食肉 卸売業者・食肉加工業者 輸出 外食店・量販店・小売店 消費者 生体 約110kg 枝肉 約80kg 歩留り約70% 部分肉 約60kg 精肉 約50kg 歩留り約90% 出典:農林水産省畜産局「豚をめぐる情勢」 参考資料編

覚えておきたい 豚肉の部位 同じ豚肉でも部位によって肉質や脂ののり、味に違いがあります。

ネック カタ(ウデ) 肩ロース ロース ヒレ 外モモ バラ モモ

ネック 「トントロ」と呼ばれる部位で、脂肪分が多く、焼き肉に適しています。 カタ(ウデ) きめが粗く、食感は硬め。多少脂があるので煮込み料理に適しています。 肩ロース きめはやや粗く、食感も硬めで、コクがあって濃厚な味わいの部位です。 ロース きめが細かく、ヒレと並んで最上部位。外側の脂肪にうま味があります。

ヒレ 柔らかくてきめが細かく、ビタミンB1が豊富。脂肪分が少ない部位です。 バラ 赤身と脂肪が層になった部位。骨つきのものはスペアリブといわれます。 外モモ 比較的きめが粗い部位で、牛肉の「らんぷ」や「そともも」にあたります。 モモ ヒレの次にビタミンB1が豊富。脂肪が少なく、きめが細かい部位です。 出典:全国食肉事業協同組合連合会「お肉が食卓にとどくまで 豚肉編」

豚肉の 上手な保存方法

すぐに使うなら冷蔵、少しずつ使う場合は冷凍と、保存方法を使い分けることで多様な料理に使える豚肉。上手な保存でさらにおいしくいただきましょう。

冷蔵保存

  • 肉汁(ドリップ)はきれいに拭き取る 肉から出る水分をそのまま放置しておくと、肉に臭みがついたり、調味料がよくなじまなくなるため、味わいが低下する原因につながります。肉汁(ドリップ)はペーパータオルなどを使ってきちんと拭き取ることが大切です。
  • ラップや密閉容器で空気に触れさせない 肉は空気に触れると酸化が進み、風味が落ちてしまいます。また、雑菌やカビが繁殖しやすくなる原因にもなります。そのままの状態で冷蔵保存をせず、ラップや密閉容器を使って空気に触れさせないようにすることが重要です。
  • チルドルームでうま味をアップ! 肉及びハムやソーセージなどの加工品の保存上限温度は5度です。冷蔵庫のチルドルームで保存することで、肉が熟成されてうま味が増加するので、なるべくチルドルームを活用して保存するようにしましょう。

冷凍保存

  • 1回で使い切る量に小分けして冷凍 解凍した肉を再冷凍すると、食中毒菌が繁殖する原因となり、また、風味も極端に低下してしまいます。購入した肉はそのまま冷凍するのではなく、1回で使い切る量に小分けして冷凍することで風味が保たれ、無駄もなくなります。
  • ブロック肉は切り分けて冷凍 大きなブロック肉は、中心部まで凍結するまでに時間がかかり、その間に肉の変質が進んでしまいます。短時間でおいしさをキープしたまま冷凍するには、調理しやすい大きさに切り分けてから冷凍します。
  • 加熱調理や下味をつけて冷凍に 肉のおいしさを保つためには、下味をつけたり、あらかじめ加熱調理をしてから冷凍保存をするのもひとつの方法です。肉に味が染み込むだけでなく、解凍してからの調理の手間もかからずにすみます。出典:全国食肉事業協同組合連合会「お肉が食卓にとどくまで 豚肉編」

今週のまとめ

豚は部位ごとに脂ののりや肉質が違い、多彩な味が楽しめるだけでなく、皮や毛までも無駄なく活用されています。正しい保存方法で安全に、おいしくいただきましょう。

今月の特集

  • 養豚を支える現場リポート

    2026年4月8日公開

  • 注目を集めるブランド豚

    2026年4月15日公開

  • 豚を育てる学生たち

    2026年4月22日公開

  • 豚肉で作る日本の郷土料理

    2026年4月29日公開

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代表:03-3502-8111(内線3074)
ダイヤルイン:03-3502-8449

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