更新日:令和7年11月14日
担当:農産局農産政策部企画課
米に関するメールマガジン(第140号)(令和7年10月29日)
【本号のトピックス】
・【再掲 10月31日〆】飼料用米、WCS用稲、飼料作物の生産者・利用者等へのアンケート調査(1)需給・価格に関する情報
米の価格、販売動向、民間在庫の状況
米の流通状況等について
(2)米政策等に関する情報
生産者募集!【業務用米セミナー&交流会】開催のお知らせ
「雇用就農資金」令和7年度第3回目の募集開始
第3回フラッグシップ輸出産地募集中(令和7年10月31日17時〆)
米のコスト指標作成のための準備会合を開催しました(令和7年10月3日)
米生産者向けの生産意向アンケートの調査結果について
令和7年産の水田における作付状況について(令和7年9月15日時点)
随意契約による政府備蓄米の売渡しの販売数量等の報告結果(9月分、09月15日~09月28日期分)について
政府備蓄米の買戻し条件付売渡しの販売数量等の報告結果(9月分、09月15日~09月28日期分)について
政府備蓄米の買戻し条件付売渡しに係る流通実績(03月17日~09月28日)について
(3)米の消費に関する情報
ごはん食の魅力を発信する取組「おにぎりプロジェクト」開始
「新たな和食普及プロジェクト」キックオフWebシンポジウム(令和7年10月31日開催)
膨らむ米粉の世界(全国おでかけグルメフェア開催のお知らせ)
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★【再掲 10月31日〆】飼料用米、WCS用稲、飼料作物の生産者・利用者等へのアンケート調査★
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農林水産省は、令和9年度以降の水田政策の見直しにおける飼料用米、WCS用稲、飼料作物に対する支援の在り方の検討にあたって、各作物の利用者と生産者、また再生協議会の皆さまに、生産と利用の状況や今後の意向をお聞きするアンケートを実施します。
回答は10月31日までオンラインで受付します。
現場の皆さまの声をお聞かせいただきたく、積極的なご回答をお願いします。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/press/chikusan/c_siryo/250916.html
回答フォームはこちら
1)利用者向け:https://www.net-research.jp/1287424/ (外部リンク)
2)生産者向け:https://www.net-research.jp/1287939/ (外部リンク)
1)利用者向けと2)生産者向けは、異なるアンケート項目となります。
飼料生産に取り組まれている畜産農家の方には、お手数ですが、1)と2)両方のアンケートへのご回答をお願いします。
(1) 需給・価格に関する情報
米の価格、販売動向、民間在庫の状況
価格
(1)令和7年産米の相対取引価格(令和7年9月)は、全銘柄平均で36,895円/玄米60kgです。6年産との価格差は、年産平均価格24,848円に対して+12,047円となっています。
(2)令和7年9月の小売価格(POSデータ)は、5kg当たりの平均価格で、4,189円(対前月差+425円、対前年同月差+1,084円)です。
上記の価格はいずれも税込
販売動向
(1)令和6年産米の全国の集荷数量(令和7年8月末)は243.2万トン(対前年同月差▲14.2万トン)、契約数量は248.2万トン(同▲6.5万トン)、販売数量は207.4万トン(同▲19.2万トン)です。
(2)米穀販売事業者における販売数量(令和7年8月)の対前年同月比は87%(対令和元年同月比では89%。以下カッコ内は同様)、うち小売事業者向けが84%(89%)、中食・外食事業者等向けが91%(88%)です。販売価格の対前年同月比は小売事業者向けが152.6%、中食・外食事業者等向けが174.8%です。
民間在庫
令和7年8月末の出荷及び販売段階における民間在庫は、対前年同月差+18万玄米トン83万玄米トンとなっています。また、流通段階別でみると出荷段階で対前年同月差+6万玄米トンの50万玄米トン、販売段階で+12万玄米トンの33万玄米トンとなっています。
詳細については、米に関するマンスリーレポート令和7年10月号から御確認ください。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/mr.html
米の流通状況等について
農林水産省では、昨今の米の需給状況について広くお知らせするため、生産・販売・価格等のデータを集めたページを作成・公開しています。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/r6_kome_ryutu.html
上記ページには以下のようなデータを掲載しています。
米の需給状況の現状について
スーパーでの販売数量・価格の推移(POSデータ(週次))
世帯当たりの購入数量(家計調査)、消費者物価指数の推移
政府備蓄米の在庫状況
等
(2) 米政策等に関する情報
生産者募集!【業務用米セミナー&交流会】開催のお知らせ
「業務用米推進プロジェクト」では登録者を対象に、12月に東京、1月に大阪で【業務用米セミナー&交流会】を開催します。セミナーでは、多収品種、高温耐性品種、直播栽培など、低コストでの業務用米生産に役立つ品種や技術を中心に取り上げます。また、実需者との交流を通じて新たなビジネスチャンスを創出する機会としてご活用ください。
現在、生産者の募集を開始しており、実需者、その他の皆様の募集は11月以降を予定しております。
ぜひご参加いただき、今後の生産・販売活動にご活用ください!
〇業務用米推進プロジェクトとは…
生産者や実需者等がオンラインで自由なネットワークを構築し、業務用米の安定供給と販路拡大を目指す取組です。
(詳細及び参加登録はこちら)
https://www.gyoumumai-project.com/(外部リンク)
「雇用就農資金」令和7年度第3回目の募集開始
農林水産省では、50歳未満の就農希望者を新たに雇用する農業法人等に対して資金を交付(60万円×4年間等)しています(雇用就農資金)。
この度、事業実施主体である一般社団法人全国農業会議所(全国新規就農相談センター)において、令和7年度第3回目の募集を開始します。
(詳しくはこちら)
https://www.be-farmer.jp/farmer/employment_fund/original/(外部リンク)
第3回フラッグシップ輸出産地募集中(令和7年10月31日17時〆)
農林水産省は、今後、一層の輸出拡大を図るため、輸出先国・地域のニーズや規制に対応した農林水産物を求められる量で継続的に輸出する産地を「フラッグシップ輸出産地」として認定しています。昨年度に引き続き、農林水産物を対象とし、第3回募集を開始しています。
〇募集期間
令和7年10月1日(水曜日)10時30分から令和7年10月31日(金曜日)17時まで
〇応募方法
応募様式に必要な事項を記入後、必要な添付資料とあわせて、応募用ホームページを通じて提出してください。
〇「フラッグシップ輸出産地」の募集に関する詳細はこちら
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/gfp/flagship_yusyutsu.html
米のコスト指標作成のための準備会合を開催しました(令和7年10月3日)
食料システム法に基づく米のコスト指標作成に向け、生産・流通・小売の関係団体にお集まりいただき、第1回米のコスト指標作成のための準備会合を開催しました。
(当日の資料および議事概要はこちら)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/komecost.html
米生産者向けの生産意向アンケートの調査結果について
今後の米政策を検討するに当たり、米の生産者(販売農家、農業法人その他経営体)を対象に、今後(来年・5年後・10 年後)の米の生産意向等に関するアンケートを実
施し、20 代から 80 代までの幅広い年齢層から 8,095 件の御回答をいただきました。
御協力をいただきました生産者の方々に御礼を申し上げます。
【調査結果の概要】
1.来年の生産について
回答者の3割が高い販売価格等を理由に「増やしたい」と回答。一方で、回答者 の6割が「現状維持」と回答。4%が「減らしたい」との回答。
2.5年後・10 年後の生産について
「増産したい」と回答する者は5年後で 32%、10 年後で 24%となり、その割合が 減少。一方で、「減産したい」、「止めたい」と回答する者は5年後で 11%、10 年 後で 18%となり、その割合が増加。
3.増産・生産継続を図る上では、来年・5年後・10 年後ともに、「労働力の確保が 困難」、「機械装備の増強が困難」、「農地周りの管理が困難」「米価の安定が必要」 等が課題との回答が多い。
(詳しくはこちら)(PDF : 1,037KB)
令和7年産の水田における作付状況について(令和7年9月15日時点)
農林水産省は、令和7年産の主食用米及び戦略作物等の取組計画の届出結果等をもとに水田における作付状況(令和7年9月15日時点)を取りまとめました。全国の主食用米の作付面積は、前年実績(125.9万ha)から10.8万ha(6月末時点の作付意向から0.4万ha)増加し、136.7万haとなりました。また、戦略作物等の作付面積は、いずれの品目も減少するとともに、畑地化面積については、0.8万haとなりました。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/s_taisaku/251010.html
随意契約による政府備蓄米の売渡しの販売数量等の報告結果(9月分、09月15日~09月28日期分)について
農林水産省では、随意契約による政府備蓄米の売渡しについて、買受者の買受実績および販売(使用)実績を取りまとめて公表することとしています。
直近では、9月分、09月15日~09月28日期分の販売状況について公表しました。
(詳しくはこちら)
9月分(PDF : 162KB)
09月15日~09月28日期分(PDF : 191KB)
政府備蓄米の買戻し条件付売渡しの販売数量等の報告結果(9月分、09月15日~09月28日期分)について
農林水産省では、政府備蓄米の買戻し条件付売渡しに係る集荷業者への引渡状況や集荷業者から卸売業者への販売状況について取りまとめて公表することとしています。直近では、9月分、09月15日~09月28日期分の販売状況について公表しました。
(詳しくはこちら)
9月分(PDF : 163KB)
09月15日~09月28日期分(PDF : 175KB)
政府備蓄米の買戻し条件付売渡しに係る流通実績(03月17日~09月28日)について
農林水産省では、政府備蓄米の買戻し条件付売渡しに係る流通実績及び各段階における経費・利益等について取りまとめて公表することとしています。直近では、03月17日~09月28日の販売状況について公表しました。
(詳しくはこちら)(PDF : 493KB)
(3) 米の消費に関する情報
ごはん食の魅力を発信する取組「おにぎりプロジェクト」開始
農林水産省では、全ての世代の方々、そしてインバウンドで来日する外国人の方々にも、改めてごはんのおいしさに注目してもらい、日本の米の魅力を国内外に広げることを目的に、おにぎりを軸として学生や企業などとコラボレーションを行い、SNS 等を通じてごはん食の魅力を発信する取組「おにぎりプロジェクト」を開始します。
取組内容
おにぎり関係者の取組の取材紹介
おにぎりの魅力を伝える動画コンテンツの配信
旅するチームおにぎり企画(※)
チームおにぎりマスコットが、企業や学校などをめぐっていき、それぞれのおにぎりを紹介してもらいながら、ごはん食の応援メッセージをリレー方式でSNSで配信していただきます。
農林水産省の米の消費拡大サイト「やっぱりごはんでしょ!」及びSNSで「#チームおにぎり」と検索していただくことで、チームおにぎりが訪れた企業や学校などの投稿が見られます。
皆様方のお手元に、「チームおにぎり」マスコットが巡ってくることがあれば、ぜひとも皆様方のごはん食の応援メッセージをSNS等にて投稿していただければと思います。
特設サイトに関するURLはこちら
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/onigiri.html
「新たな和食普及プロジェクト」キックオフWebシンポジウム(令和7年10月31日開催)
農林水産省では、全ての世代に和食の魅力を伝え、国民的運動として和食を食べる機会を増やすことを目的に、「新たな和食普及プロジェクト」を始動します。
立ち上げに際し、本プロジェクトの趣旨や今後の取組内容、事業者・団体による先進的な取組事例を広く紹介するキックオフWebシンポジウムを開催しますので、ご興味のある事業者・団体等の皆さまにおかれましては、奮ってご参加いただけますと幸いです。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/wasyoku/251016.html
〇開催日時及び開催方法
日時:令和7年10月31日(金曜日)14時00分から16時00分まで
開催方法:Microsoft Teams ウェビナー
〇参加対象者
和食文化の普及に関連・関心のある事業者、団体、教育関係者、自治体職員、和食文化継承リーダー等
〇申込フォームはこちら
申込締切:令和7年10月28日(火曜日)17時00分まで
膨らむ米粉の世界(全国おでかけグルメフェア開催のお知らせ)
11月1日(土曜日)~11月30日(日曜日)の1か月間、「全国おでかけグルメフェア」が開催されます!
このフェアは、農林水産省が推進する「米・米粉消費拡大対策事業」の一環として行われるもので、全国のエリア毎に紹介する、米粉を使った多彩なグルメを「食べ歩き」してみようという企画です。
もちもち、サクサク…米粉ならではの食感と味わいを、ぜひ体験してみてください。
全国の参加店舗で、あなたの「お気に入り米粉グルメ」がきっと見つかるはず。
お近くの店舗で、米粉の魅力を再発見してみませんか?
ちなみに筆者は先週末、米粉(ミズホチカラ)でフォカッチャを作ってみました。
外はカリッと、中はしっとりもちもち、お米の自然な甘みが感じられる風味で、小麦粉で作ったものとはまた違った美味しさに感動しました!
(米粉タイムズ掲載レシピ:https://komeko-times.jp/recipe/recipe256/(外部リンク))
お問合せ先
農産局企画課
担当者:企画班
代表:03-3502-8111(内線4972)
ダイヤルイン:03-6738-8961




