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農林水産省

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露地野菜の生産における省力化技術の情報について

野菜の機械化一貫体系の導入例(PDF : 415KB)


野菜の機械化の状況(PDF : 154KB)


露地野菜の生産における省力化技術

農林水産省のホームページに掲載されている様々な技術情報等のうち、露地野菜生産の省力化に資する技術や製品・サービス等を集約しました。
一覧を御参照いただき、ご関心のある技術情報等の該当ページ・項目をご覧ください。

【農林水産省HPに掲載されている技術情報等】
(ア)「農業技術総合ポータル」 ― 「露地野菜の技術情報のページ」
https://www.maff.go.jp/j/seisan/gijutsuhasshin/techinfo/cabbage.html
(イ)「みどりの食料システム戦略」 ― 「「みどりの食料システム戦略」技術カタログ」
       https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/catalog.html
(ウ)「「スマート農業実証プロジェクト」について」 ― 「パンフレット」 ― 「令和元年度スマート農業実証プロジェクト(露地野菜)」
https://www.affrc.maff.go.jp/docs/smart_agri_pro/pamphlet/index.htm
(エ)「スマート農業」 ― 「農業新技術_製品・サービス集」
       https://www.maff.go.jp/j/kanbo/smart/products.html
(オ)「スマート農業」 ― 「スマート農業技術カタログ(露地野菜)」
       https://www.maff.go.jp/j/kanbo/smart/smart_agri_technology/smartagri_catalog.html

◎省力化技術に関する情報
品目 技術名 概要
1 露地野菜全般 散水設備を持つ段差のあるほ場への拍動灌水システムの導入方法 棚田跡地等のほ場において区画ごとのバルブ開閉による灌水作業を省力化。段差のあるほ場の散水設備を生かし、タンクに一定量の水がたまると灌水が行われる拍動灌水装置を利用した自動点滴かんがいシステム。 (ア)露地野菜の技術情報ページ(該当項目:ほ場準備 5)

(参考情報)
・段差があるほ場への拍動灌水システムの手引き(農研機構:外部リンク)
(イ)「みどりの食料システム戦略」技術カタログ(該当ページ:P31)

(参考情報)
・減肥を目指した露地栽培への点滴かん水導入の手引き(農研機構近畿中国四国農業研究センター、岩手県農業研究センター(平成26年):外部リンク)(PDF:6.3MB)
2 露地野菜全般 点滴灌水キットによる地中点滴灌水 点滴灌水装置の部品をひとまとめにした全農式点滴灌水キットを使用して地中灌水を行う技術でタイマー制御により省力的に少量・多頻度灌水。 (ア)露地野菜の技術情報ページ(該当項目:栽培管理 18)


3 露地野菜全般 生分解性マルチの導入 通常のポリマルチと同様の機能を有しつつ、収穫後に土壌中にすき込むと、土壌中の微生物により最終的に水と二酸化炭素に分解される資材。
収穫後のマルチのはぎ取り・回収作業の省力化。
(イ)「みどりの食料システム戦略」技術カタログ(該当ページ:P29)

(参考情報)
・生分解性マルチの活用事例(H31.2:農林水産省生産局)(PDF:1,550KB)
4 エダマメ アップカット畝立マルチ播種機による早生エダマメの省力的播種技術 アップカット畝立マルチ播種機を用いることにより、早生エダマメの播種に関わる耕うん・畝立て・マルチ展張・播種の複数同時作業が可能。また、本技術では平高畝を1行程2畝同時に形成可能。 (ア)露地野菜の技術情報ページ(該当項目:品種 7、8)

(参考情報)
・最新農業技術・品種2021「アップカット畝立マルチ播種機による早生エダマメの省力的播種技術」
5 カボチャ 栽培の省力化に向けた短節間性カボチャ品種 摘心、整枝、誘引が不要で、果実が株元近くにつきやすく見つけやすいため収穫が容易。定植後の作業時間の省力化が可能。 (ア)露地野菜の技術情報ページ(該当項目:品種 7、8)

(参考情報)
・加工・業務用に向く短節間性カボチャくりひかり(農研機構:外部リンク)
・かぼちゃ新品種おいとけ栗たん(農研機構:外部リンク)
「みどりの食料システム戦略」技術カタログ(該当ページ:P44)

(参考情報)
・最新農業技術・品種2017「栽培の省力化に向けた短節間性カボチャ品種」(PDF:167KB)
6 キャベツ 容易に設置可能で省力的なキャベツセル成型苗の底面給水育苗技術 手灌水に比べて水ムラがなく、省力的な給水が可能で、かつ設置が容易な底面からセルトレイの自動給水によるセル成型苗の育苗技術。 (ア)露地野菜の技術情報ページ(該当項目:播種・育苗 16)

(参考情報)
・容易に設置可能な省力的なキャベツセル成型苗の底面給水育苗技術(PDF:176KB)
7 キャベツ等 野菜用高速局所施肥機 畝内の上層と下層の二段に筋状に肥料を落とすことができる畝立て同時施肥機。衛星測位システム(GNSS)搭載により、傾斜地でも高速・高精度な施肥が可能。 (ア)露地野菜の技術情報ページ(該当項目:栽培管理 25)

(参考情報)
・高速で高精度に施肥が行える畝立て同時二段局所施肥機(農研機構:外部リンク)
・最新農業技術・品種2020「野菜用高速局所施肥機」
(イ)「みどりの食料システム戦略」技術カタログ(該当ページ:P31)

(参考情報)
・スマート農業推進フォーラム2020(露地野菜)
8 キャベツ 機上調製作業と大型コンテナ収容方法を特徴とするキャベツ収穫機 手作業による収穫作業を機械化し、機上での選別・調製作業と大型コンテナに収容する方式を採用した高能率収穫機。 (ア)露地野菜の技術情報ページ(該当項目:栽培管理 29)

(参考情報)
・機上調製作業と大型コンテナ収容方式を特徴とする高能率キャベツ収穫機(PDF:390KB)
9 キャベツ 高能率キャベツ収穫機 加工・業務用キャベツの収穫・選別・調製作業を一台で行う。 (イ)「みどりの食料システム戦略」技術カタログ(該当ページ:P33)

(参考情報)
・緊プロ農機優良導入事例(外部リンク)
10 キャベツ、ハクサイ キャベツ、ハクサイに利用できる堆肥入りの一発肥料を開発 家畜ふん堆肥と不足傾向の苦土、ホウ素を含む一方で、過剰傾向にあるリン酸を少なくした肥料を開発。さらに、追肥作業を省くため緩効性窒素肥料を混合し、散布しやすいようペレット状に造粒。 (イ)「みどりの食料システム戦略」技術カタログ(該当ページ:P32)

(参考情報)
・農業研究所で開発した新技術2020(外部リンク)(PDF:187KB)
11 サトイモ 大幅省力化が可能なサトイモ子いも分離機 ゴム製圧板で、サトイモ株の尻部全面を押圧しながら親いもと子いもを容易に分離することができる。 (ア)露地野菜の技術情報ページ(該当項目:栽培管理 36)

(参考情報)
・大幅省力化が可能なサトイモ子いも分離機(外部リンク)(PDF:215KB)
・最新農業技術・品種2020「大幅省力化が可能なサトイモ子いも分離機」
12 タマネギ タマネギ直播栽培における収量安定化方策 不織布べたがけによる地温上昇効果は平均地温で2~4度程度で、出芽は2~4日早まり、初期生育は促進。 (ア)露地野菜の技術情報ページ(該当項目:栽培管理 19)

(参考情報)
・タマネギ直播栽培における収量安定化方策(外部リンク)(PDF:403KB)
13 タマネギ タマネギの収穫・運搬作業を省力化する高能率収穫機と収納容器 トラクタ装着型の高能率収穫機と青切り用調製機を組み合わせて利用することにより、重労働であった収穫・調製作業を省力化。 (ア)露地野菜の技術情報ページ(該当項目:栽培管理 35)

(参考情報)
・暖地タマネギの収穫・運搬作業を省力化する高能率収穫機と収納容器(PDF:195KB)
(イ)「みどりの食料システム戦略」技術カタログ(該当ページ:P42)

(参考情報)
・青切りタマネギの新収穫・調製体系作業マニュアル
14 ナス 捕食性天敵タバコカスミカメをナスの周年栽培体系で利用する技術「ゴマまわし」 ナスを周年栽培する露地圃場や施設に天敵温存植物のゴマとクレオメを連続して植栽することにより、タバコカスミカメの活動を周年にわたって強化することができ、その効果によりミナミキイロアザミウマ等の発生密度を低く抑えることができる。 (ア)露地野菜の技術情報ページ(該当項目:栽培管理 24)

(参考情報)
・土着天敵を活用する害虫管理 最新技術集/土着天敵を活用する害虫管理技術事例集(農研機構:外部リンク)
・最新農業技術・品種2020「ゴマまわし」
15 ネギ 春夏どりに適したコンパクトネギ品種「こいわらべ」と「すずわらべ」 「こいわらべ」は、抽だいが極めて遅く、4~6月の安定生産が可能。
「すずわらべ」は、7~9月の高温期でも生育が旺盛で、収穫物の形状もよくそろうことから秀品多収。
(ア)露地野菜の技術情報ページ(該当項目:品種 10)

(参考情報)
・葉先までおいしい!春夏どりに適したコンパクトネギ品種「こいわらべ」と「すずわらべ」(PDF:985KB)
16 葉ネギ 電動モータ駆動の加工・業務用葉ねぎ収穫機 葉ねぎの地上部だけを刈り取って収納する3~4条刈り用の電動モータ駆動式の収穫機。 (ア)露地野菜の技術情報ページ(該当項目:栽培管理 37)

(参考情報)
・最新農業技術・品種2021「加工・業務用ネギ収穫機」
(イ)「みどりの食料システム戦略」技術カタログ(該当ページ:P41)

(参考情報)
・加工・業務用葉ねぎ栽培管理マニュアル(葉ねぎ省力安定生産コンソーシアム:外部リンク)(PDF:5.8MB)
17 ホウレンソウ 加工用ホウレンソウの多収抑草技術の開発による機械収穫生産体系の確立 中小規模生産に対応した機械収穫により省力・低コスト化につながる技術。
機械収穫に伴う異物混入リスクの低減技術。
(ア)露地野菜の技術情報ページ(該当項目:栽培管理 32)

(参考情報)
・農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業/研究紹介2017(PDF : 283KB)
18 ホウレンソウ 加工・業務用ホウレンソウ機械収穫体系マニュアル 加工・業務用ホウレンソウの栽培のポイントと機械収穫体系技術。 (ア)露地野菜の技術情報ページ(該当項目:栽培管理 33)

(参考情報)
・加工・業務用ホウレンソウ機械収穫体系マニュアル(農研機構:外部リンク)
19 ホウレンソウ 高能率軟弱野菜調製機 一株ずつ供給部コンベア上に静置すると、根切り及び子葉・下葉の除去が高精度で行われ、仕上げ作業時間が削減される。 (ア)露地野菜の技術情報ページ(該当項目:栽培管理 34)

(参考情報)
・作業精度が高く高能率な軟弱野菜調製機(PDF:687KB)
(イ)「みどりの食料システム戦略」技術カタログ(該当ページ:P45)

(参考情報)
・群馬県農業技術センター研究報告第17号(2020年3月発行)(外部リンク)(PDF:372KB)
20 畑作 直線作業アシスト装置
(GPSを使わない安価なトラクタの自動操舵装置)
GPSを使わずにカメラを使用することで低価格化を実現。前方の風景と地面を単眼カメラで撮影し、その画像を画像処理ユニットで解析して最適な操舵角を計算し、ステアリングを自動制御する。 (ア)露地野菜の技術情報ページ(該当項目:ほ場準備 6)

(参考情報)
・中小型トラクタの直線作業をアシストする高精度な自動操舵装置(農研機構:外部リンク)
・最新農業技術・品種「直線作業アシスト装置」
(イ)「みどりの食料システム戦略」技術カタログ(該当ページ:P20)

(参考情報)
・農林水産省・最新農業技術・品種2020「直線作業アシスト装置」

◎先端技術を生産現場に実装するための実証プロジェクトに関する情報
品目 技術名 概要 掲載場所
1 長いも、キャベツ、だいこん、ごぼう 上北地域大規模露地野菜経営の省力化技術体系の実証 ロボットトラクタと有人トラックの協調作業により、耕うん・整地作業人数を2人から1人に削減するとともに、収穫・運搬作業時間を約1~2割削減。
また、自動操舵トラクタ+ワイドスプレッダによる施肥により、作業時間を約6割削減。
(ウ)令和元年度スマート農業実証プロジェクト(露地野菜)
(1-7おとべ農産(同))(PDF:1,073KB)
2 キャベツ、ダイコン、長いも 中山間地域の土地利用型野菜輪作体系における省力性・生産性向上に向けたスマート農業技術一貫体系の実証 自動操舵補助システムの導入及び自動収穫機の活用により、熟練者並みの精度で従事することが可能となり生産性が向上。 (ウ)令和元年度スマート農業実証プロジェクト(露地野菜)
(1-8(株)アンドファーム)(PDF:1,098KB)
3 ナス 小型自立多機能ロボット「MY DONKEY」を用いた中山間地域におけるナスの機械化一貫体系の実証 農業者の位置を認識し、一定距離の感覚を保ちながら追従することで、収穫・農薬散布・追肥等の作業負荷を軽減。 (ウ)令和元年度スマート農業実証プロジェクト(露地野菜)
(1-18(株)美土里農園ほか)(PDF:1,090KB)
4 葉ネギ 都市近郊小面積多筆数水田での加工業務用葉ネギ栽培のスマート実証農場 自動直進操舵補助システムを用いることにより、基肥施用・耕耘作業・畝建てマルチ作業等の定植準備作業時間を約3割削減。
ネギ収穫期・契約出荷支援システムによる軽労化と計画的生産・出荷の実現。
(ウ)令和元年度スマート農業実証プロジェクト(露地野菜)
(1-51(株)尾野農園)(PDF:1,208KB)
5 白ネギ 白ねぎ大規模経営体における大苗定植と省力機械の導入による新たな効率的生産体系の実証 乗用管理機による3畝同時処理技術による軽労化及び作業時間の削減。
大苗定植により生産を安定させ単収を向上。
(ウ)令和元年度スマート農業実証プロジェクト(露地野菜)
(1-60(株)オーエス豊後大野ファーム)(PDF:1,198KB)
6 ホウレンソウ、キャベツ、にんじん 加工業務向け露地野菜における機械化・分業化一貫体系のホウレンソウモデルブラッシュアップと水平展開の実証 生産管理システム、GPSトラクタ、ドローン圃場管理・出荷収量予測、環境センサ、キャベツ自動収穫を導入し、機械化一貫体系による分業化により省力化を実証。 (ウ)令和元年度スマート農業実証プロジェクト(露地野菜)
(1-62(株)ジェイエイフーズみやざき)(PDF:1,223KB)

◎製品・サービスに関する情報
品目 機械 概要 掲載場所
1 露地野菜 ロボットトラクタ 無人でほ場内を自動走行(ハンドル操作、発進・停止、作業機制御を自動化)。使用者は、自動走行するトラクターをほ場内やほ場周辺から常時監視し、危険の判断、非常時の操作を実施。1人で2台を操作可能(有人・無人協調システム) (エ)農業新技術_製品・サービス集
2.ロボットトラクタ―(PDF:2,238KB)
2 露地野菜 自動操舵システム ハンドルを自動制御し、設定された経路を自動走行。
トラクター、田植機、コンバイン等に後付けで使用可能。
自動で施肥量をコントロール可能な製品も存在。
(エ)農業新技術_製品・サービス集
3.自動操舵システム(PDF:2,617KB)
分割版1(PDF:2,230KB)
分割版2(PDF:1,746KB)
3 露地野菜 リモコン草刈機 急傾斜地や人が入りにくい耕作放棄地等での除草作業で使用可能な、リモコンにより遠隔操作する草刈機。 (エ)農業新技術_製品・サービス集
6.リモコン草刈機(PDF:3,097KB)
分割版1(PDF:2,289KB)
分割版2(PDF:1,919KB)
4 露地野菜 農業用ドローン 農薬・肥料用のタンクやノズルを搭載したドローンが、作物上空を飛行し、農薬・肥料を散布。
ドローンや人工衛星にカメラ等を搭載し、作物の生育状況をセンシング。
(エ)農業新技術_製品・サービス集
9.農業用ドローン(PDF:6,315KB)
分割版1(PDF:1,773KB)
分割版2(PDF:2,006KB)
分割版3(PDF:1,799KB)
分割版4(PDF:2,078KB)
分割版5(PDF:1,777KB)
分割版6(PDF:2.082KB)
分割版7(PDF:1,841KB)
分割版8(PDF:2,133KB)
分割版9(PDF:2,022KB)
分割版10(PDF:2,302KB)
5 露地野菜 運搬ロボット 対象の人物を自動追従 (エ)農業新技術_製品・サービス集
12.その他農産関係のうち運搬ロボット(PDF:2,339KB)

お問合せ先

農産局園芸作物課

代表:03-3502-8111(内線4821)
ダイヤルイン:03-6744-2113

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