南アメリカからきた農産物(のうさんぶつ)

トマトは南アメリカのペルー、エクアドルが原産地(げんさんち)です。16世紀(せいき)にジャガイモとともにヨーロッパに伝(つた)えられました。日本へは江戸時代(えどじだい)の初(はじ)めころに伝(つた)わり、明治時代(めいじじだい)の末期(まっき)より後に広まりました。最近(さいきん)は、ミニトマトの生産(せいさん)量(りょう)が増(ふ)えています。

ジャガイモは南アメリカが原産地(げんさんち)です。コロンブスの新大陸(しんたいりく)発見以降(いこう)、世界各地(かくち)に伝(つた)わり、日本へは江戸時代(えどじだい)に伝(つた)えられました。ジャガタラ（現在(げんざい)のジャカルタ）のイモということから「ジャガタライモ」とよばれ、転じて「ジャガイモ」になったといわれています。

イチゴは北アメリカ原産(げんさん)の野イチゴと、チリ産(さん)のイチゴがヨーロッパでかけあわされて作られました。日本へは江戸時代(えどじだい)に、オランダ人により伝(つた)えられ、オランダイチゴ、草イチゴと呼(よ)ばれました。よりあまく、大きく、品もちがよく改良(かいりょう)され、品種(ひんしゅ)の改良(かいりょう)が進んでいる果物(くだもの)の1つです。