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かわいい&おいしい!和スイーツレシピ帖

第5回

濃厚な味、豊かな香り
「抹茶スイーツ」

国産食材を使った、かわいくて初心者でも作りやすい和スイーツのレシピをプロに教えてもらう連載企画。今回のテーマは「抹茶」。鮮やかな若草色とふくよかな香り、濃厚でほろ苦い味わいが魅力の抹茶を駆使した、甘すぎない大人の和スイーツ2品を紹介します。

レシピを教えてくれるのは…

日本茶スタンド
「Satén japanese tea」

オーナー茶リスタ

小山和裕さん

2012年に茶リスタの道を志す。「表参道 茶茶の間」や吉祥寺「UNI STAND」を経て、2018年に西荻窪「Satén japanese tea」を開業。日本茶を使ったオリジナルのドリンクやスイーツを提供し、日本茶カフェブームを牽引中。株式会社抽出舎代表。日本茶メディア「 Re:leaf Record」運営、抹茶ラテアート大会「Japan Matcha Latte Art Competition」主催など、日本茶をめぐるさまざまな事業を展開している。

https://saten.jp/

Recipe 01

抹茶塩杏仁

優しい甘さのぷるぷる杏仁豆腐に
ほどよい塩気と苦味を加えた
新感覚スイーツ

中国料理のデザートとしておなじみの杏仁豆腐は、優しい甘さとぷるぷるなめらかな食感で人気。これに抹茶ソースで和風味をプラスし、ほかにはなかなかないオリジナルの一品に。抹茶のほろ苦さが、杏仁豆腐にほんのり加えた塩気や、トッピングしたみかんの甘酸っぱさと相まって、奥深い味わいを演出します。おしゃれなグラスに盛り付ければ、おもてなしの食卓でも好評を博すこと間違いなしです。

材料(100ミリリットルの容器5個分)

<塩杏仁>
杏仁豆腐ミックス 1袋(60グラム)
牛乳 250ミリリットル
100ミリリットル
1グラム
<抹茶ソース>
さとうきび糖 30グラム
生クリーム(35%) 70ミリリットル
牛乳 170ミリリットル
コーンスターチ 8グラム
抹茶 8グラム
みかん(缶詰) 適量

用意する器具

グラスやプリンカップなどの容器
(100ミリリットル)
5個

下準備

塩杏仁用の牛乳は150ミリリットルと100ミリリットルに分ける。
牛乳を2回に分けて入れることで、なめらかな食感に仕上がる。

作り方

  1. 鍋に杏仁豆腐ミックス、牛乳150ミリリットル、水、塩を入れ、泡立て器でよく混ぜ合わせる。

  2. 中火にかけ、よく混ぜながら加熱する。しっかり沸騰したら火を止め、残りの牛乳100ミリリットルを加えて混ぜ合わせる。

  3. をグラスなどの容器に漉しながら均等に流し入れる。あら熱を取り、冷蔵庫で1時間ほど冷やし固める。

  4. 抹茶ソースを作る。鍋にさとうきび糖、生クリーム、牛乳を入れ、よく混ぜ合わせながら50度になるまで加熱する。

  5. ボウルにコーンスターチと抹茶を漉しながら入れる。そこへを少量ずつ加えながら混ぜ合わせる。

    POINT

    ダマになりやすい抹茶は、必ず茶漉しで漉してほぐしながら入れる。

  6. を漉しながら鍋に戻し、泡立て器で混ぜながら中火で76度になるまで加熱する。ボウルに戻してあら熱をとり、冷蔵庫で1時間ほど冷やす。

    POINT

    80度を超えるほど加熱するとドロドロに固まってしまい、逆に加熱が弱いとサラサラした液体のままになる。ほどよい仕上がりになるよう、温度計で測りながら加熱し、76度になったら火を止める。

  7. にみかんを飾り、をかけて出来上がり。

Recipe 02

抹茶トースト

こんがりトーストに
鮮やかな抹茶をオン。
すがすがしい香りと
ほろ苦い大人味がたまらない

抹茶をたっぷりふりかけた、シンプルイズベストなトーストメニュー。抹茶そのものの豊かな風味が手軽に楽しめます。トーストにかける際は、ダマにならないよう茶漉しで漉しながら行うのがポイント。サワークリームをのせ、塩、ブラックペッパー、さとうきび糖シロップをかけて完成。朝食やおやつにどうぞ。

材料(トースト1枚分)

食パン 1枚
バター(有塩) 4グラム
抹茶 適量
サワークリーム 10グラム
少々
ブラックペッパー 少々
さとうきび糖 適量

下準備

さとうきび糖を同量のお湯に溶かし、
さとうきび糖シロップを作る。

作り方

  1. 食パンにバターをのせ、トースターで焼き目がつくまで焼く。

  2. 抹茶を漉しながらに満遍なくかける。

  3. にサワークリームをのせ、塩、ブラックペッパー、さとうきび糖シロップをかける。

小山さんの一押し!

和スイーツ店

OIMO cafe 善福寺

【 東京都杉並区 】

これはまさにスイーツ!
抜群に甘い
「つぼ焼きいも」が楽しめるカフェ

埼玉県三芳町の「むさし野自然農場」というさつまいもの生産者が手がけるカフェ。農場から直送されてくる、いろいろな品種のさつまいもを使ったメニューが楽しめるお店です。おいもケーキやスイートポテトもありますが、一押しは何といっても「つぼ焼きいも」。大きなつぼの中にさつまいもを入れて、低温の炭火でじっくり時間をかけて焼き上げたものが、お皿に盛り付けられて出てくるんです。何の味付けもしていない、素材そのものの焼きいもが信じられないほど甘くて絶品!「これはまさにスイーツだな」と思いました。先日ももっちり系の「栗かぐや」とねっとり系の「あまはづき」という2品種を食べ比べしたのですが、どちらもとろとろに甘い仕上がりで感動しました。日本茶ともよく合う焼きいもを、ぜひお試しください。

公式サイト

https://oimocafe.com/

所在地

東京都杉並区善福寺2-24-8

電話

03-6454-7272

営業時間

12時00分~18時00分
定休日:月曜日、火曜日

たいせつな人に「ありが糖」

お問合せ先

大臣官房広報評価課広報室

代表:03-3502-8111(内線3074)
ダイヤルイン:03-3502-8449

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