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気候変動・地球温暖化対策、土壌、環境保全型農業関連の技術情報のページ

気候変動・地球温暖化対策、土壌、環境保全型農業関連の実用化技術情報

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  ◆地球温暖化対策 ◆省エネ対策 ◆土づくり ◆施肥 ◆病害虫防除

◆地球温暖化対策

1. 水稲栽培における地球温暖化への適応策

【技術の分類】適応技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 近年発生が顕著になりつつある高温登熟条件下での水稲の品質低下への適応策
  • (ア)高温年でも品質の低下が少ない暖地向きの高温耐性品種「にこまる」
  • 白未熟粒の発生が少なく、米粒の充実に優れ、多収かつ良食味
  • (イ)高温による胴割れ米の発生を軽減する栽培技術
  • 従来の技術に加え、移植時期の繰り下げ、地温を下げる水管理、適切な追肥によって、胴割れ発生を軽減させることが可能

【問合せ先】

  • 農研機構 九州沖縄農業研究センター
    (電話番号)096-242-1150
  • 農研機構 東北農業研究センター
    (電話番号)019-643-3433 

【参考資料】

2. 簡易設置型パッド&ファン装置を利用した夏季施設トマトの加温冷却技術

【技術の分類】適応技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 水を滴下し湿らせた冷却パッド(給水装置と一体)に、ポリダクトで連結した送風ファンで通風し、気化冷却による冷房効果を得るもの 【最新農業技術・品種2015(農林水産省)】

【問合せ先】

  • 兵庫県立農林水産技術総合センター
    (電話番号)0790-43-2423

【参考資料】

3. 小規模施設園芸における簡易設置型パッドアンドファンシステムの利用法

【技術の分類】 適応技術

【導入効果】 農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  •  ○比較的安価で、中小規模ハウスへの導入を図るために開発された簡易設置型パッドアンドファンについて、その効果と利用技術について解説

【問合せ先】

  • 兵庫県農林水産技術総合センター農業技術センター農産園芸部
    (電話番号) 0790-47-2423
  • 農研機構西日本農業研究センター企画部産学連携室
    (電話番号)084-923-5385

【参考資料】

4. 施設果樹におけるヒートポンプの冷房・除湿機能の活用効果

【技術の分類】適応技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 施設内の冷房や除湿を行い、ハウスミカンの浮皮軽減や着色促進及びマンゴーの着果性向上や生理障害・腐敗果の発生抑制を図る技術

【問合せ先】

  • (ア)長崎県農林技術開発センター
    (イ)佐賀県果樹試験場
    (ウ)宮崎県総合農業試験場亜熱帯作物支場
    (エ)鹿児島県農業開発総合センター
    (電話番号)(ア)0957-55-8740
    (イ)0952-73-2275
    (ウ)0987-64-0012
    (エ)0994-32-0179

【参考資料】

5. 浮皮軽減のための技術情報(2014.12改訂版)

【技術の分類】適応技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • ジベレリンとプロヒドロジャスモン液剤を混合して散布する浮皮軽減技術の作用特性を紹介
  • さらに、種々のうんしゅうみかんの作型に対して、それぞれに適した散布法(散布濃度や散布時期)を紹介

【問合せ先】

  • 農研機構果樹茶業研究部門
    (電話番号)029-838-6453

【参考資料】

6. 周年マルチ点滴灌水同時施肥法(マルドリ方式)マニュアル

【技術の分類】適応技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • うんしゅうみかん栽培においてマルチの敷設や撤去作業を毎年行なわなくてもすむよう一年中マルチを敷いたままにし、自動化システムによる灌水施肥をマルチの下に敷設した点滴チューブで行うことによって、省力と高品質果実生産を実現できる「周年マルチ点滴灌水同時施肥法(マルドリ方式)」の紹介

【問合せ先】

  • 農研機構果樹近畿中国四国農業研究センター
    (電話番号)0877-63-8128

【参考資料】

7. 果実発色促進装置による収穫後のブドウ、リンゴ果実の着色改善-技術紹介リーフレット-

【技術の分類】適応技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上 

【技術の特徴】

  • 収穫後のブドウやリンゴなどの果皮着色の向上を目的として開発した「果実発色促進装置」の仕組みと実施例を紹介
  • 本装置を使用することで、糖度が十分に高く、食味が良好であるにも関わらず、着色が悪いために販売価格が安くなる果実の着色を向上することが可能
  • 長期貯蔵や海外輸出のために収穫された着色不良の果実を貯蔵中または運搬中に着色促進するなどの応用が期待

【問合せ先】

  • 農研機構 果樹茶業研究部門
    (電話番号)029-838-6416(代表)
  • 東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構
    (電話番号)042-463-1611(代表)
  • 地方独立行政法人山口県産業技術センター
    (電話番号)0836-53-5050(代表)

【参考資料】

8. 地球温暖化に対応した高品質ビワ新品種の開発と温暖化進行後の適地変化予測

【技術の分類】品種

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 高温果皮障害の発生が少なく、日持ち性に優れた、大果で食味の優れるビワ新品種「はるたより」の開発
  • 「はるたより」及び既存の主力2品種について、現在及び30年後の栽培適地マップを開発

【問合せ先】

  • 長崎県農林技術開発センター果樹研究部門
    (電話番号)0957-55-8740

【参考資料】

9. 高品質品種の開発と収穫期拡大技術を核としたパインアップルの温暖化対応技術の確立

【技術の分類】品種

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 糖度が極めて高く、良食味のパインアップル新品種「沖縄17号」の開発
  • 高温下でも花芽誘導効果が高く、温暖化が進行しても収穫期の制御が容易なため、安定生産に資する
  • 既存の品種より適応範囲が広く、30年後には南西諸島の北部まで栽培適地が広がる可能性

【問合せ先】

  • 沖縄県農業研究センター名護支所
    (電話番号)0980-52-2811

【参考資料】

10. 高温でも容易に着色する極大粒のブドウ新品種「グロースクローネ」

【技術の分類】品種

【導入効果】農業の持続可能性の向上 

【技術の特徴】

  • 主要品種の「巨峰」や「ピオーネ」よりも濃い紫黒色となる
  • 両品種と果実品質は同程度で、より果粒が大きい
  • 種なし栽培が可能

【問合せ先】

  • 農研機構
    果樹茶業研究部門

【参考資料】

11. 冬の気温が高くても栽培可能で品質優良なモモ新品種「さくひめ」

【技術の分類】品種

【導入効果】農業の持続可能性の向上 

【技術の特徴】

  • 開花に必要な低温要求時間が、日本の主要品種の約半分
  • 育成地(茨城県つくば市)では「日川白鳳」より約9日早く開花し、約5日早く収穫可能
  • 果実の大きさや糖度は早生の主要品種の「日川白鳳」と同等

【問合せ先】

  • 農研機構
    果樹茶業研究部門

【参考資料】

12.
山田錦最適作期決定システム山田錦高温障害警戒システム

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 高温障害を避けるための遅植を行う上で、最適な田植え時期を検索できるシステムの開発
  • 酒米「山田錦」の酒造特性と気温との関係の解明及び、産地域の50mメッシュ単位の気温データベースの開発により、システムを開発
  • 週間天気予報を用いた、高温障害警戒情報システムの開発
  • 夜間掛け流し潅漑水管理技術の開発

【問合せ先】

  • 兵庫県立農林水産技術総合センター酒米試験地
    (電話番号)0795-42-1036

【参考資料】

13. 土壌凍結深制御手法による野良イモ対策技術の確立

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】労働費の低減

【技術の特徴】

  • 北海道十勝地方において、近年問題となっている野良イモの防除作業として、冬の農閑期に短時間の機械作業で行うことのできる技術の確立
  • 夏場に行う防除作業に比べ大幅に効率的かつ無農薬で環境保全型の雑草対策技術

【問合せ先】

  • 農研機構北海道農業研究センター
    (電話番号)011-857-9234

【参考資料】

14. 茶園における一酸化二窒素発生と炭素貯留を考慮した整せん枝残さ土壌還元技術の開発

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 茶の生産性の向上と環境への配慮を両立する有効な整せん枝残さ土壌混和技術の方法や効果等をまとめた技術マニュアルを作成
  • 肥料成分が有効活用されるため、残さが深く堆積している茶園では、堆肥窒素量を4割削減しても、茶の収量・品質は同等のまま、N2O発生量は8割削減できる

【問合せ先】

  • 農研機構野菜茶業研究所
    (電話番号)0547-45-4101

【参考資料】

15. 地球温暖化の抑制と水質保全に資する地域資源活用型農地管理技術の実証と導入促進

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 草地飼料作、水稲作、露地野菜作、中山間地野菜作の地域において、地域資源活用型農地管理技術と慣行の栽培技術について農地から水系への窒素溶脱量、温室効果ガス排出量と収量を測定し、地域資源活用型農地管理技術の環境保全効果を実証
  • 地域資源活用型農地管理技術の普及により、環境への負荷が低減し、地域住民には水質保全、国民には温室効果ガスの排出抑制がもたらされる

【問合せ先】

  • 農研機構近畿中国四国農業研究センター
    (電話番号)084-923-4100

【参考資料】

16. 変動気象に対応可能な水稲高温障害早期警戒・栽培支援システムの開発

【技術の分類】 栽培技術   

【導入効果】農業の持続可能性の向上   

【技術の特徴】

  • 気象予測を含む気象データや警戒情報を全国について作成する技術、これを活用する新しい水稲栽培法、及びウェブを介してこれを提供する技術を結合して「水稲高温障害早期警戒・栽培支援システム」を開発

【問合せ先】

  • 農研機構農業環境変動研究センター
    (電話番号)029-838-8946

【参考資料】

17. 被覆資材によるリンゴ日焼け軽減マニュアル

【技術の分類】 栽培技術   

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • カサ状散光性資材(サンチル)および白色化繊布(サンテ)による、個々のリンゴ果実の被覆による、日焼け発生軽減技術の開発
  • 被覆により、それぞれリンゴ果実の表面温度が3℃程低下することが明らかになった

【問合せ先】

  • 石川県農林総合研究センター農業試験場 
    (電話番号)076-257-6911

【参考資料】

18. シアナミド液剤による無加温栽培「ピオーネ」の着色向上と収穫期の前進化

【技術の分類】 栽培技術   

【導入効果】 農業の持続可能性の向上・売上の拡大

【技術の特徴】

  • 8月のお盆前の出荷が困難な無加温栽培「ピオーネ」園において、シアナミド液剤を散布することで、収穫期を約1週間前進させ、高需要期である盆前の安定出荷を可能にする生育調節技術の開発

【問合せ先】

  • 鹿児島県農業開発総合センター
    (電話番号)099-245-1132

【参考資料】

19. 施肥時期の変更を中心としたニホンナシ発芽不良対策マニュアル

【技術の分類】栽培技術         

【導入効果】 農業の持続可能性の向上   

【技術の特徴】

  • 九州地方のニホンナシ産地において発生が見られる発芽不良について、原因を明らかにし、肥料や堆肥の散布時期を変更することによる発芽不良軽減技術について解説

【問合せ先】

  • 農研機構果樹茶業研究部門
    (電話番号)029-838-6416

【参考資料】

20. 露地栽培におけるニホンナシ発芽不良軽減のための管理技術

【技術の分類】 栽培技術

【導入効果】 農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 露地栽培のニホンナシにおいて、10月の施肥を中止し、短果枝、予備枝由来の長果枝を使用することによる、発芽不良の発生軽減技術が明らかにされた

【問合せ先】

  • 熊本県農業研究センター果樹研究所 
    (電話番号)0964-32-1723

【参考資料】

21. リンゴ日焼け果の発生軽減対策技術マニュアル

【技術の分類】 栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上 

【技術の特徴】

  • 細霧冷房装置の利用、被覆資材の利用、着果管理、土壌水分管理によるリンゴの日焼け果の発生軽減対策について解説

【問合せ先】

  • 富山県農林水産総合センター園芸研究所果樹研究センター
    (電話番号)0765-22-0185

【参考資料】

◆省エネ対策

22. 施設園芸省エネルギー生産管理マニュアル(改定2版)

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】省エネルギー・物材費の低減・農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 省エネルギーのための、生産現場で実践できる基本的な暖房機器利用技術、温室の保温性向上技術、温度管理技術及び省エネ対策の多面的な活用術

【問合せ先】

  • 農林水産省農産局農業環境対策課
    (電話番号)03-3502-5956

【参考資料】

23. 施設園芸省エネルギー生産管理チェックシート(改訂2版)

【技術の分類】栽培技術   

【導入効果】 省エネルギー・物材費の低減・農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 現場での省エネルギー生産管理の実践に役立つチェックシート

【問合せ先】

  • 農林水産省農産局農業環境対策課
    (電話番号)03-3502-5956

【参考資料】

24. 超省エネ・高強度な次世代型パイプハウス

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】省エネルギー・物材費の低減・農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 暖房燃料使用の削減につながる、高強度のダブルアーチ構造を有し、広い骨材間隔により採光性が高い温室

【問合せ先】

  • 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 西日本農業研究センター
    (電話番号)0877-62-0800(代)

【参考資料】

25. 日本型日光温室

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】省エネルギー・物材費の低減・農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 暖房燃料使用の削減につながる、高強度のダブルアーチ構造を有し、ハウス内の蓄熱材で熱を蓄え、内張りアーチ上の布団資材を開閉することで日射の取り込み・保温を行う構造の温室

【問合せ先】

  • 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 西日本農業研究センター
    (電話番号)0877-62-0800(代)

【参考資料】

26. 施設園芸作物の省エネルギー対策技術

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】省エネルギー・物材費の低減・農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 栽培方法、被覆資材及び加温技術等を組み合わせた、施設園芸の総合的省エネルギー対策技術

【問合せ先】

  • 愛知県農業総合試験場園芸研究部ほか
    (電話番号)0561-62-0085

【参考資料】

27. 促成ピーマンにおける株元加温による設置作業の省力化技術

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】省エネルギー・物材費の低減・農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 設置労力が少なく、燃料使用量を低減できるピーマンの株元加温の簡易設置法

【問合せ先】

  • 鹿児島県農業開発総合センター
    (電話番号)099-245-1081

【参考資料】

28. 成長点局所加温とCO2施用を組み合わせたミニトマト栽培技術

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】省エネルギー・物材費の低減・農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • より少ない燃料で加温できる成長点局所加温と収量増加に効果のあるCO2施用を組み合わせた技術

【問合せ先】

  • 農研機構野菜花き研究部門企画連携室
    (電話番号)029-838-6574
  • 和歌山県農業試験場暖地園芸センター
    (電話番号)0738-23-4005
  • 和歌山県日高振興局農林水産振興部農業水産振興課
    (電話番号)0738-24-2930

【参考資料】

29. 成長点局所加温とCO2施用を組み合わせたミニトマト栽培技術

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】省エネルギー・物材費の低減・農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • CO2施用と成長点局所加温を組み合わせて高収益化、省エネ化を同時に可能とする技術

【問合せ先】

  • 農研機構西日本農業研究センター
    (電話番号)0877-63-8125

【参考資料】

30. ナノファイバー断熱資材活用マニュアル

【技術の分類】生産資材

【導入効果】省エネルギー・物材費の低減・農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 暖房時の保温や、夜間冷房時の断熱に効果のあるナノファイバーを使用した多層断熱資材の効果や活用技術

【問合せ先】

  • 農研機構西日本農業研究センター
    (電話番号)0877-62-0800

【参考資料】

31. 高温期の夜間短時間冷房によるバラの切り花生産

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】省エネルギー・物材費の低減・農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • より低コストにバラの切り花の高温障害を軽減できるヒートポンプを用いた夜間短時間冷房技術

【問合せ先】

  • 広島県立総合技術研究所農業技術センター
    (電話番号)082-429-0521
  • 静岡県農林技術研究所
    (電話番号)0538-35-7211
  • 農研機構野菜花き研究部門
    (電話番号)029-838-6669

【参考資料】

◆土づくり

32. 有機栽培圃場における植物共生微生物の特性

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 微生物が有機農産物の健全な生育や病害耐性等に及ぼす影響を評価するため、有機農業環境の微生物特性を明らかにした
  • 有機栽培作物に共生する細菌群には、「Rhizobium属細菌の割合が多い」特徴がある
  • Rhizobium属細菌は、堆肥施用の有無に大きく影響を受け、多くなる傾向がある
  • 堆肥を活用することにより、有用菌の共生を増やせる可能性がある

【問合せ先】

  • 農研機構 北海道農業研究センター
    (電話番号)0155-62-2721

【参考資料】

33. 畑土壌の可給態窒素の簡易迅速評価法

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 畑土壌の可給態窒素の簡易迅速評価法 畑土壌の可給態窒素は、約1ヶ月を要する培養法で測定されるが、80℃16時間水抽出法で 抽出される有機物(有機態炭素)量を量ることで、2日間で迅速に推定できる方法
  • COD簡易測定キットを用い生産現場で活用できる安価な簡易評価法

【問合せ先】

  • 農研機構 中央農業総合研究センター
    (電話番号)029-838-8826

【参考資料】

34. 堆肥を活用する飼料用米生産の肥培管理

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 家畜ふん堆肥の利用した多収栽培技術 地域特性に対応した家畜ふん堆肥の利用により、化成肥料を30%以上節減しつつ、寒地から暖地に適応した多収品種を用いて800kg/10a以上の多収穫栽培を実現

【問合せ先】

  • 農研機構 中央農業総合研究センター水田利用研究領域
    (電話番号)025-523-4131

【参考資料】

35. 安全・簡便・低コストな畑土壌中リン酸の現場型測定法

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 安全・簡便・低コストな畑土壌中リン酸の現場型測定法
  • 畑土壌に蓄積したリン酸を評価し、リン酸減肥に活かすため、現場で実施できる測定法
  • 底面積の大きい抽出容器を用い土壌を薄い層にすることで、振とうを行わなくても畑土壌中の水溶性リン酸を効果的に抽出することが可能
  • その抽出液は、市販のリン酸簡易測定キットと簡易吸光度計を用いて、一定の精度を保ちながら、安全・簡便・低コストに分析することが可能

【問合せ先】

  • 農研機構 中央農業総合研究センター
    (電話番号)025-523-8829

【参考資料】

36. 前作効果を利用したダイズ畑でのリン酸減肥

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • ダイズの前にどんな作物を栽培したかを考慮し、リン酸の施用量を最大3割程度削減
  • 菌根菌宿主跡ではダイズのリン酸施肥を慣行から2割(以上)削減しても減収しない
  • 菌根菌の効果により、初期生育は安定的に向上する
  • 堆肥や緑肥、麦わらなど様々な有機資材を入れても効果は変わらない

【問合せ先】

  • 農研機構 北海道農業研究センター生産環境研究領域
    (電話番号)011-857-9241

【参考資料】

37. AM菌非宿主作物の後作・間作への緑肥導入による次作物の収量の改善

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 緑肥の導入により、リン吸収を促進するアーバスキュラー菌根菌(AM菌)の密度の低下を改善する技術
  • キャベツの収穫後に緑肥(AM菌宿主)を導入することにより、次作物のAM感染菌、収量を高めることができる
  • リン栄養を考慮した作付順序の決定、緑肥の種類の選定に活用できる

【問合せ先】

  • 農研機構 中央農業研究センター 土壌肥料研究領域
    (電話番号)029-838-8828

【参考資料】

38. 植物(緑肥)の機能を利用したリン酸施肥の削減

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 土壌に蓄積し、多くの作物が利用できない難溶性や有機態などのリンを、植物等が有する機能を生かして利用する技術
  • 各種緑肥作物の中から、次に栽培する作物へのリン給源として利用されやすいものを選定することで、リン酸施肥を減らすことができる

【問合せ先】

  • 農研機構 中央農業研究センター 土壌肥料研究領域
    (電話番号)029-838-8828

【参考資料】

39. 農地の排水性を改良する低コストな補助暗きょ工法

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 農地の排水性を改良する低コストな補助暗きょ工法(カッティングソイラ工法)
  • たい肥等の有機物を簡易に心土に投入することで、生産性の高い土壌に改良する低コスト工法

【問合せ先】

  • 農研機構農村工学研究所企画管理部情報広報課
    (電話番号)029-838-8169

【参考資料】

40. 促成キュウリ栽培における基肥リン酸減肥指標

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 可給態リン酸(トルオーグ法)が60mg/100g乾土以上のほ場では、基肥リン酸を無施用とできる 基肥リン酸減肥が可能な土壌中の可給態リン酸量が明らかになった
  • リン酸の適正な施用量が明らかになり、施肥コストが削減できる

【問合せ先】

  • 高知県農業技術センター 土壌肥料担当
    (電話番号)088-863-4915

【参考資料】

41. 環境保全型農業と両立する生物的相互関係を活用した難防除コナダニ類新管理体系の確立

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • コナダニ防除管理技術マニュアルの作成 ○コナダニを増やしにくい有機質資材の特定
  • コナダニの発生予察資材の開発

【問合せ先】

  • 京都大学大学院農学研究科
    (電話番号)075-753-6135

【参考資料】

42. 環境負荷低減を実現する果樹類白紋羽病の温水治療法の確立

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 温水治療の手順、試験データおよび診断法等を掲載した「白紋羽病温水治療マニュアルを作成・発行し、ホームページで公開
  • 傾斜地栽培樹およびブドウ白紋羽病羅病樹に対しても適用可能な技術を開発

【問合せ先】

  • 農研機構果樹研究所企画管理部
    (電話番号)029-838-6456

【参考資料】

43. 水田土壌可給態窒素の簡易・迅速評価マニュアル

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 簡単に精度よく操作できる水田土壌可給態窒素の簡易・迅速評価法を開発

【問合せ先】

  • 農研機構中央農業総合研究センター
    (電話番号)029-838-8826

【参考資料】

44. 作物被害低減のためのクロビラリド動態解明

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 計30品目の野菜、花きにおける初期生育時のクロピラリドによる影響、土壌中クロピラリド濃度の変動要因、クロピラリドの肥育牛における動態を解明

【問合せ先】

  • 農研機構農業環境変動研究センター
    (電話番号)029-838-8191

【参考資料】

45. 営農で実施できる⼟層改良と部分不耕起帯の併⽤による⼟壌流亡対策

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 傾斜畑の土壌流亡を抑制するため、生産者が営農作業の一環として行える、(ア)土層改良による土壌の透水性の改善と(イ)耕耘時に緑肥・刈株を部分的に温存する部分不耕起帯設置「ドットボーダー・プロテクト」による侵食耐性の改善を併用する土壌流亡対策。併用により土壌流亡量を最大8割削減。

【問合せ先】

  • 農研機構農村工学研究部門
    (電話番号)029-838-7677

【参考資料】

46. 緑肥利用マニュアル -土づくりと減肥を目指して-

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 本マニュアルでは、緑肥の様々な効果を示すとともに、その利用による土づくりや減肥の方法を紹介
  • 各種緑肥利用による土づくり効果が堆肥何トンに相当するのか、その利用により化学肥料を何kg減肥できるのかを定量的に示すとともに、緑肥利用による費用対効果も算出
  • 本マニュアルは、農研機構ウェブページからダウンロードして利用可能

【問合せ先】

  • 農研機構中央農業研究センター
    (電話番号)029-838-8481

【参考資料】

47. 混合堆肥複合肥料の製造とその利用~家畜ふん堆肥の肥料原料化の促進~

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 混合堆肥複合肥料を開発・普通肥料登録し、これを生産農家で栽培実証する中で、得られた知見について失敗例も交えながら紹介
  • 肥料メーカー、堆肥の販路の多様化を目指す畜産農家向けに、肥料の生産事例、普通肥料登録申請方法および注意点について取りまとめるとともに、堆肥供給者と肥料製造者のマッチング事例を整理さらに、肥料ユーザーである生産農家に向けて作物栽培事例について整理した

【問合せ先】

  • 農研機構九州沖縄農業研究センター
    畑作研究領域
    (電話番号)0986-24-4270

【参考資料】

48. 土壌凍結深制御手法の高度化・理化学性改善技術への拡張と情報システムの社会実装

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 土壌凍結制御手法の手段(雪割り+雪踏み)と効果(野良イモ対策+理化学性改善(砕土性向上、窒素溶脱抑制))を高度化・拡張した技術体系を確立し、技術発信のための情報システムを構築

【問合せ先】

  • 農研機構北海道農業研究センター
    (電話番号)011-857-9212

【参考資料】

49. マイクロ波抽出と簡易測定キットによる土壌養分の簡易評価手法

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】 農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 電子レンジを使ったマイクロ波抽出で得られた共通の土壌抽出液を用いて、土壌中の可給態窒素(地力窒素)量、可給態リン酸含量、交換性カリ含量を簡易に評価することができる。

【問合せ先】

  • 岩手県農業研究センター
    生産環境研究部 土壌肥料研究室
    (電話番号)0197-68-4422

【参考資料】

50. V字状に幅広な破砕溝を構築できる全層心土破砕機「カットブレーカー」

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】 農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • トラクターに装着する全層心土破砕機「カットブレーカー」は、30~70cmの任意深までに、下端幅10cm・上端幅最大80cmとなるV字状の破砕溝を、1~3連の施工機により、一般的な心土破砕と同じ速度で構築し、下層土や既設暗渠までの浸透性を改善

【問合せ先】

  • 農研機構
    農村工学研究部門 農地基盤情報研究領域 農地整備グループ
    (電話番号)029-838-7552

【参考資料】

51. 土塊分析による土壌物理性簡易評価マニュアル

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】 農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • できるだけ簡単に作土の物理性を評価できるようにすることを狙いとして開発された新たな土壌物理性評価手法(土塊分析)の手順をまとめたもの

【問合せ先】

  • 農研機構 北海道農業研究センター
    (電話番号)011-851-9141

【参考資料】

52. 除染後農地における地力回復の手引き

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 高濃度の放射性物質で汚染され表土剥ぎ取り除染を実施した農地では、地力が低下する事例が確認されており、当該農地の地力回復に向けた手引きを作成
  • 除染後農地の地力低下の現状、堆肥を利用した地力回復技術、緑肥を利用した地力回復技術、その他除染後農地の問題(地力ムラ、排水対策)について紹介している

【問合せ先】

  • 農研機構東北農業研究センター
    (電話番号)019-643-3414

【参考資料】

◆施肥

53. 移植同時スポット施肥で施肥量を大幅に削減!

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農畜産物の安全性の向上

【技術の特徴】

  • 肥料を定植する苗の下方にスポット的に施用する「スポット施用技術」を開発するとともに、「うね内部分施用技術」と組み合わせた「うね内複合施用技術」
  • 「スポット施肥同時移植機」を利用することによって、露地野菜のセル苗を移植すると同時に、苗の下方に液肥0~60ccをスポット的に正確に施用できる
  • 窒素・カリのうね内部分施用法とリン酸のスポット施用法を組み合わせることによって、3要素の施用量を50%程度削減できる

【問合せ先】

  • 農研機構 中央農業総合研究センター 作業技術研究領域
    (電話番号)029-838-8812

【参考資料】

54. 肥料を大幅に削減できる露地野菜向け部分施肥技術

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • うね立て作業と同時に、肥料をうね中央部に限定して施用する技術
  • 慣行施肥量から30%削減しても、慣行と同等の品質・収量を確保できる
  • 移植前の作業工程が簡略化される
  • 施肥量が削減され、生産コストと環境への負荷を大幅に低減できる

【問合せ先】

  • 農研機構東北農業研究センター 産学連携室広報チーム
    (電話番号)019-643-3414

【参考資料】

55. 糖・有機酸・アミノ酸の網羅的解析により窒素肥料や堆肥の施用がコマツナの成分に与える影響を解明

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】売上の拡大

【技術の特徴】

  • コマツナに含まれる成分に対する栽培法の影響を明らかにした
  • 窒素肥料と堆肥の施用量の影響が認められる成分をそれぞれ明らかにした
  • 得られた知見は、栽培法の違いが作物の品質に与える影響の解明やより高品質な作物を生産するための栽培技術の開発に役立てられる

【問合せ先】

  • 農研機構 北海道農業研究センター 生産環境研究領域
    (電話番号)011-857-9241

【参考資料】

56. 土壌診断にもとづく飼料用とうもろこしにおける土壌養分活用型カリ施肥管理

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 土壌養分活用型カリ施肥管理とは、土壌に蓄積したカリを従来より積極的に活用し、牛ふん堆肥を活用して、カリ施肥量をより削減するもの
  • 新たな土壌養分活用型施肥管理では、土壌に蓄積したカリを活用することで、従来の土壌診断基準に基づく施肥対応と比べて、より少ないカリ施肥量、もしくは、カリ施肥を行わずに目標収量を確保できる

【問合せ先】

  • 農研機構 畜産草地研究所 飼料作物研究領域
    (電話番号)0287-36-0111(代表)

【参考資料】

57. 露地野菜作において施肥量を大幅に削減できる「うね内部分施用機」

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 露地野菜経営の規模や様々な「うね1)形状」に対応した5機種の「うね内部分施用機」が開発・市販化され、うね立て2)の際に肥料をうねの中央部にだけ線状に土壌と混合して施用。 全国22道県40カ所以上の農家圃場で「うね内部分施用技術」の現地実証を行い、本技術は葉菜類だけでなく、根菜類、果菜類、花き類等多くの作物栽培において30~50%の施肥量削減効果があることが確認

【問合せ先】

  • 農研機構中央農研
    (電話番号)029-838-8421

【参考資料】

58. セル内リン酸施肥によるキャベツの減肥栽培技術

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • セル育苗培土にリン酸肥料を混合することで、肥料コストを削減する技術
  • リン酸施肥量が50%以上削減できる ・肥料コストが3割以上削減できる
  • 慣行施肥法と同等の収量を得られる

【問合せ先】

  • 農研機構 野菜花き研究部門 企画連携室
    (電話番号)029-838-6599

【参考資料】

59. 定植前リン酸苗施用による野菜のリン酸減肥栽培

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 野菜の苗をリン酸液肥に浸してから定植することによって、畑でのリン酸施用量を削減

【問合せ先】

  • 農研機構東北農研センター
    (電話番号)024-593-5151

【参考資料】

60. 定植前リン酸苗施用によるネギのリン酸減肥栽培の手引き

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 土壌の可給態リン酸濃度50mg/100g 未満の土壌では定植前リン酸苗施用を行うことにより50%程度のリン酸減肥が可能となり、増収効果が期待できる

【問合せ先】

  • 農研機構東北農研センター
    (電話番号)019-643-3414

【参考資料】

◆病害虫防除

61. ジャガイモシストセンチュウの簡易土壌検診

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • ジャガイモシストセンチュウの簡易土壌検診 ・透明プラスチックカップに検診用土壌と種いもを入れ、50~60日程度培養し、種いもの発根を促進させると、汚染土壌では本センチュウの雌成虫が出現し判別することが可能となる簡易な土壌検診技術

【問合せ先】

  • 農研機構北海道農業研究センター 企画管理部情報広報課
    (電話番号)011-857-9260

【参考資料】

62. 湛水による線虫防除と合わせてリン酸減肥

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 畑地かんがい水の多目的利用の一環として、有害線虫の湛水防除が行われている
  • 湛水により土壌の保水性が増し、ニンジンの発芽、初期生育が順調に進みます  
  • 湛水により蓄積リンが可溶化し易くなり、ニンジンのリン酸吸収量が増加します
  • リン酸の3割減肥が可能となり、同じ施用量では収穫量が増加します

【問合せ先】

  • 農研機構 九州沖縄農業研究センター
    (電話番号)096-242-1150

【参考資料】

63. ホウレンソウ萎凋(いちょう)病に対するカラシナすき込みによる環境に優しい土壌消毒技術

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 殺菌成分を発生するカラシナ茎葉を土壌にすき込んで、散水・被覆することで、土壌中の病原菌を殺菌する環境に優しい消毒方法
  • ホウレンソウの萎凋病に対して、土壌中の病原菌を高い割合で殺菌し、枯死株を大幅に減少させる
  • カラシナ消毒後のホウレンソウ収量は、無処理の発病株率50%程度の多発圃場において、その後1作目で無処理の3倍、2作目1.5倍に増加
  • 経費は10a当たり4.2万円、所得は10a・4作合計(1年)で無処理と比べ、47万円増加

【問合せ先】

  • 兵庫県立農林水産技術総合センター
    (電話番号)0790-47-1222

【参考資料】

64. ダイコン残渣によるバイオフューミゲーションを取り入れたホウレンソウのハウス栽培 

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • ダイコン残渣等、少量多品目産地における廃棄未利用資源をバイオフューミゲーション(生物的燻蒸による土壌消毒法)に活用する、新たな土壌消毒法
  • ダイコン残渣20t/10aの処理は、化学農薬処理に比較すると防除効果はやや劣るが、無処理に比較して、50%以上の発病抑制効果がある
  • ダイコン残渣の分解による窒素肥効は処理後1作分程度なので、施肥労力が軽減される
  • 経費は、10a当たり約40,000円

【問合せ先】

  • 山口県農林総合技術センター
    (電話番号)083-927-0211

【参考資料】

65. 太陽熱土壌消毒効果を活用した省エネ・省肥料・親環境栽培体系「陽熱プラス」の確立

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 従来の太陽熱土壌消毒の作業手順を見直し、消毒処理後の土壌混和を防ぐことで病害対策はもちろんのこと、消毒効果や養分供給効果の見える化、生物相への影響評価を組み入れたほ場管理技術

【問合せ先】

  • 農研機構中央農研
    (電話番号)029-838-8828

【参考資料】

66. 臭化メチル剤から完全に脱却した野菜類の産地適合型栽培マニュアルの開発

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 産地に適した形で既存や新規の技術を体系化した、臭化メチル剤に頼らずに難防除土壌病害を管理する新たな栽培マニュアル
  • 臭化メチル剤に頼らずに難防除土壌病害を管理する産地適合型栽培マニュアルを作目毎に作成
  • 臭化メチル剤を使用しなくても難防除土壌病害の発病抑制管理が可能になり、当該病害が発生しうる産地においても対象作目の安定生産を実現

【問合せ先】

  • 農研機構中央農業総合研究センター
    (電話番号)029-838-8481

【参考資料】

67. 環境負荷低減を実現する果樹類白紋羽病の温水治療法の確立

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 温水治療の手順、試験データおよび診断法等を掲載した「白紋羽病温水治療マニュアルを作成・発行し、ホームページで公開
  • 傾斜地栽培樹およびブドウ白紋羽病羅病樹に対しても適用可能な技術を開発

【問合せ先】

  • 農研機構果樹研究所企画管理部
    (電話番号)029-838-6456

【参考資料】

68. ピーマン産地の連携による線虫抵抗性選抜システムの開発と土壌病虫害複合抵抗性台木品種の育成

【技術の分類】品種

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 「みやざきL1台木1号」及び「ピーマン接ぎ木栽培マニュアル」の活用により、サツマイモネコブセンチュウの基準線虫(Mi西合志)や青枯病による被害を軽減でき、安定的な生産性の向上が期待できる

【問合せ先】

  • 宮崎県総合農業試験場
    (電話番号)0985-73-2125

【参考資料】

69. 夏秋果菜類の土壌病害を回避する新たな超低コスト栽培システムの開発

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 独立袋栽培システムの開発
  • ビニールマルチにより、ほ場の土壌から隔離したうえで直径19mmの直管パイプで株ごとに梯子上の枠を作り、穴をあけたポリマルチを重ねて敷きその上に独立袋培地を設置する
  • 点滴チューブで水のみをタイマーにより潅水し、株元に肥効調節型肥料を施肥(元肥、追肥)する

【問合せ先】

  • 岐阜県中山間農業研究所中津川支所
    (電話番号)0573-68-2036

【参考資料】

70. 被害リスクに応じたウリ科野菜ホモプシス根腐病の総合防除技術の確立

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 「ウリ科野菜ホモプシス根腐病被害回避マニュアル」をホームページで公開
  • 病原菌の早期検出とカボチャ台キュウリでの被害リスクに応じた対策が可能に

【問合せ先】

  • 農研機構東北農業研究センター
    (電話番号)024-593-6175

【参考資料】

71. 前作としてブロッコリーを作付けすることで、ナス半身萎凋病の発生を抑制

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】売上げの拡大

【技術の特徴】

  • ナスを栽培する前に、ブロッコリーを作付け(栽培・収穫後残さすき込み)することで半身萎凋病の発生を減らす
  • 土壌くん蒸剤の使用によらない環境負荷の少ない持続的な防除対策技術

【問合せ先】

  • 群馬県農業技術センター
    (電話番号)0270-62-1050

【参考資料】

72. 次世代型土壌病害診断・対策支援技術の開発

【技術の分類】 栽培技術

【導入効果】農業の持続可能性の向上 

【技術の特徴】

  • ヒトの健康診断の発想に基づく土壌病害管理(ヘソディム)を開発し、病害毎の「ヘソディムマニュアル」を作成・公開
  • ムリ・ムダのない土壌消毒剤の使用で、安全・安心な野菜等の安定的供給に貢献
  • 持続的な土壌病害管理を実施、生産者のコスト削減に貢献

【問合せ先】

  • 農研機構農業環境変動研究センター
    (電話番号)029-838-8355

【参考資料】

73. バレイショ畑の土壌酸性管理のための pH(KCl)簡易測定法

【技術の分類】栽培技術  

【導入効果】 売上げの拡大

【技術の特徴】

  • バレイショのそうか病への対策として、土壌の酸性を適正に保つことが重要
  • 本マニュアルでは、化学分析の専門家でなくても簡単に測定できる「pH(KCl)」を指標に土壌酸性の管理を行うため、徹底的に簡易化したpH(KCl)の測定法を示す

【問合せ先】

  • 農研機構中央農業研究センター
    (電話番号)029-838-8481

【参考資料】

74. 転炉スラグによる土壌pH矯正手法を核としたトマト青枯病の被害軽減対策

【技術の分類】栽培技術  

【導入効果】 農業の持続可能性の向上

【技術の特徴】

  • 転炉スラグを用いた土壌pH矯正が、トマト青枯病に対して被害軽減効果を示すことを明らかにした

【問合せ先】

  • 農研機構東北農業研究センター
    (電話番号)019-643-3414

【参考資料】

75. 土壌診断法 -白紋羽病に対する抑止性を調べる- 

【技術の分類】 栽培技術

【導入効果】売上げの拡大 

【技術の特徴】

  • 土壌の微生物性が白紋羽病菌の生長に及ぼす影響(土壌の白紋羽病抑止性)を調べる方法を開発
  • 果樹園土壌の白紋羽病抑止性の場所による違いや土壌改良資材による抑止性の向上程度を評価できるため、白紋羽病の発生を踏まえた土作りに役立つ

【問合せ先】

  • 片倉コープアグリ株式会社 つくば分析センター
    (電話番号)029-832-0902

【参考資料】

76. 低濃度エタノールを利用した土壌還元作用による土壌消毒 実施マニュアル (第1.2版)

【技術の分類】栽培技術

【導入効果】売上げの拡大

【技術の特徴】

  • 1%以下に薄めた低濃度エタノール水溶液を土壌にかん水処理し、農業用透明ポリフィルムで覆って1週間以上放置する、簡便で安全な土壌還元消毒技術

【問合せ先】

  • 農研機構農業環境変動研究センター
    (電話番号)029-838-8191/8199

【参考資料】

お問合せ先

農産局農業環境対策課

担当者:総務班
代表:03-3502-8111(内線4765)
ダイヤルイン:03-3502-5951

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