

茨城県(いばらきけん)
凍(し)みこんにゃく
こんにゃくをこおらせて作る
ほぞん食
ほぞん食
どんな料理?
「凍(し)みこんにゃく」は、主に茨城県(いばらきけん)北部で作られている伝とう食です。昔からこの地いきでは、こんにゃくの生産がさかんでしたが、「凍(し)みこんにゃく」のせい法自体は、地元出身の学者であり、たんけん家の木村兼次(きむらけんじ)が、江戸(えど)時代に丹波(たんば)から持ち帰ったとされています。 「凍(し)みこんにゃく」は、 12月から2月にかけて畑にわらをしきつめ、こんにゃくをならべ、水をかけて夜にこおらせ昼間にとかすことを20日間ほどくり返して作ります。
作り方・食べ方
「凍(し)みこんにゃく」自体に味はほとんどありませんが、こんにゃくがスポンジのようになっていて、なべやすき焼き、みそしるに入れると、コリコリとした食感と料理のうまみがより楽しめます。また、「凍(し)みこんにゃく」は、フライやからあげ、天ぷらなどとしても食べられています。
由来・話題など
「凍(し)みこんにゃく」は、茨城県(いばらきけん)の冬の風物詩として愛されてきました。また、ほぞん食としても大切にされてきました。

