農林水産省が優先的にリスク管理を行う対象に位置付けている危害要因についての情報(有害微生物)
更新日:令和6年10月4日
農林水産省が優先的にリスク管理を行う有害微生物について、収集した関連情報を掲載します。
「農林水産省が優先的にリスク管理を行うべき有害微生物のリスト」(令和4年2月更新版)はこちらに掲載しています。
優先的にリスク管理を行うべき有害微生物と関連情報
汚染実態調査の実施、対策を検討する必要がある有害微生物
基礎情報が不足しているため、その情報を収集する必要がある有害微生物
有害微生物の名称 | 食中毒の主な原因食品と症状 | 関連するリスクプロファイル、 食品健康影響評価等 |
関連する情報 |
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A型肝炎ウイルス(ウイルス) |
○河川水や沿岸海水、土壌に存在。
日本では特に加熱不十分な魚介類(特に貝)が食中毒の原因食品となり得る。 A型肝炎ウイルスに汚染された食品等の喫食後2~6週間で、発熱、おう吐、黄疸、肝腫大、濃色尿、灰白色便などを起こす。 まれに重症化(劇症肝炎)することもある。 |
食品安全に関するリスクプロファイルシート:A型肝炎ウイルス〔農林水産省〕(PDF:317KB) 食品健康影響評価のためのリスクプロファイル:二枚貝におけるA型肝炎ウイルス(平成24年1月改訂)〔外部リンク:内閣府食品安全委員会〕(PDF:474KB) ファクトシート:A 型肝炎(Hepatitis A)〔外部リンク:内閣府食品安全委員会〕(PDF:250KB) |
A型肝炎ウイルス(ウイルス)[Hepatitis A virus (HAV)]〔農林水産省〕 |
E型肝炎ウイルス(ウイルス) | ○河川水、沿岸海水、土壌や動物(ブタ、イノシシ、シカなど)に存在。 加熱不十分な食肉及び肝臓、汚染された水が食中毒の原因食品となり得る。 無症状で経過することが多いが、E型肝炎ウイルスに汚染された食品等の喫食後平均6週間(15~50日)で、倦怠感、黄疸、悪心、食欲不振、腹痛、褐色尿などを起こすことがある。 |
食品安全に関するリスクプロファイルシート:E型肝炎ウイルス〔農林水産省〕(PDF:292KB) 食品健康影響評価のためのリスクプロファイル:ブタ肉におけるE型肝炎ウイルス(平成24年1月改訂)〔外部リンク:内閣府食品安全委員会〕(PDF:588KB) 評価書:豚の食肉の生食に係る食品健康影響評価について〔外部リンク:内閣府食品安全委員会〕 |
E型肝炎ウイルス(ウイルス) [Hepatitis E virus (HEV)]〔農林水産省〕 食肉や内臓の生食について〔外部リンク:内閣府食品安全委員会〕 E型肝炎ウイルスの感染事例・E型肝炎Q&A〔外部リンク:厚生労働省〕 |
その他の関連情報
食中毒から身を守るには〔農林水産省〕食中毒予防のポイント〔外部リンク:内閣府食品安全委員会〕
食中毒〔外部リンク:厚生労働省〕
お問合せ先
消費・安全局食品安全政策課
担当者:微生物管理班
代表:03-3502-8111(内線4457)
ダイヤルイン:03-6744-2135