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農林水産省

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アクションプランの項目別の取組

更新日:令和3年3月3日

普及啓発

概要


動物分野では、薬剤耐性によるリスクの低減を図る上で、特に動物用抗菌剤や抗菌性飼料添加物の使用者である獣医師や畜水産業の従事者(生産者)の果たす役割が重要であり、薬剤耐性、動物用抗菌性物質の適正使用・慎重使用等について、正しく認識・理解した上で動物用抗菌性物質を使用する必要があります。
農林水産省では、普及啓発ツールの作成、配布や研修会の実施等を通して薬剤耐性に関する知識の普及、適正使用等を推進しています。


薬剤耐性菌普及啓発動画

「薬剤耐性に関する基礎的事項」、「抗菌剤の慎重使用の考え方」及び「薬剤感受性試験」に関する動画を作成しています。

関連通知及びリーフレット

農林水産省では、アクションプランに沿った取り組みを推進するため、抗菌剤の慎重な使用のさらなる周知・徹底等を目的とした以下の通知を発出するとともに、リーフレットを作成しています。

生産者及び獣医師向けリーフレット

生産者向けリーフレット画像

生産者向けリーフレット
  (PDF版 : 228KB) (パワーポイント版:143KB)


獣医師向けリーフレット画像

獣医師向けリーフレット
  (PDF版 : 209KB)(パワーポイント版:122KB)


畜産関係者向けリーフレット及び愛玩動物医療関係者向けリーフレット

畜産関係者向けリーフレット画像1畜産関係者向けリーフレット画像2

畜産関係者向けリーフレット
  (PDF版 :565KB ) (パワーポイント版:647KB)


獣医師向けリーフレット画像

獣医師向けリーフレット
  (PDF版 : 412KB) (パワーポイント版:551KB)


薬剤耐性対策の今を知る会~世界の動き、日本の動き~

農林水産省は、2018年12月2日(日曜日)に東京大学弥生講堂一条ホールにおいて「薬剤耐性対策の今を知る会~世界の動き、日本の動き~」を開催しました。

薬剤耐性(AMR)対策推進国民啓発会議

全国的な普及啓発活動を推進し、薬剤耐性に関する知識・理解を深めるため、「薬剤耐性(AMR)対策推進国民啓発会議」を開催しています。

薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動表彰 NEWアイコン

”Combat AMR”

内閣官房、文部科学省、厚生労働省及び農林水産省では、薬剤耐性(AMR)対策の普及啓発活動を広く募集し、優良事例を表彰することで、対策に係る自発的な活動を喚起奨励すること等により、AMR対策の全国的な広がりを促進することを目的として 「薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動表彰」を行っています 。

応募に関する詳細は以下のサイトをご覧ください。

第3回薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動表彰に係るご案内[外部リンク]

第3回薬剤耐性対策普及啓発活動表彰ポスター画像

第1回、第2回の様子は以下のサイトをご覧ください。


動向調査・監視

概要


動物分野では、1999年から動物由来薬剤耐性菌モニタリング(JVARM)により全国の薬剤耐性の動向を調査する体制を整備しています。JVARMでは、各都道府県、独立行政法人農林水産省消費安全技術センター等と連携協力し、農林水産省動物医薬品検査所が薬剤耐性微生物の動向調査・監視を実施し、その結果について毎年報告書を公表しています。また、動物用抗菌性物質の使用量に関する情報収集をJVARMの一環として実施し、結果を毎年公表しています。
水産分野については、養殖水産動物用の動物用抗菌剤の効能又は効果の対象となる疾病の原因菌等の薬剤感受性の動向調査・監視が実施されています。愛玩動物分野については、2017年より調査を開始し、2018年に初めて結果が公表されました。
これらの調査結果は、ヒトにおける薬剤耐性の調査結果と併せて2017年から厚生労働省及び農林水産省を始めとした関係省庁によりワンヘルス動向調査年次報告書として取りまとめられています。

薬剤耐性モニタリング

注射器持ったお姉さん

動物用抗菌剤の販売高

カンピロバクター

薬剤耐性ワンヘルス動向調査年次報告書


感染予防

概要


家畜の飼養衛生管理水準を向上させ、その健康状態を良好に維持することは、動物の感染症の発生を予防し、安全な畜産物の生産を確保するとともに、動物用抗菌性物質の使用機会を減らすことにつながり、薬剤耐性微生物の発生、選択を抑制する上できわめて重要な要素です。
また、家畜、養殖水産動物、愛玩動物のいずれにおいても、衛生管理の徹底に加えて、適切なワクチンの接種も感染症を予防する上で重要です。
農林水産省では、補助事業を通して家畜用、養殖水産用及び愛玩動物用ワクチンの開発・使用の推進をしてきています。


飼養衛生管理基準


適正使用・慎重使用

概要


動物用抗菌剤の使用に関しては、OIE、コーデックス委員会等の国際機関の基準に基づき、我が国でも畜産分野における動物用抗菌剤の慎重使用に関するガイドラインを策定し、獣医師や生産者に対する国や都道府県を通じた指導や講習会の実施等により、慎重使用の徹底について普及啓発を図っています。

抗菌剤の慎重な使用に関する画像

リスク管理措置の概要


慎重使用に関する基本的な考え方

獣医師及び生産者を中心とした、抗菌剤を使用する際の「責任ある慎重使用」の徹底に関する基本的な考え方を公表しています。

畜産物生産における動物用抗菌性物質製剤の慎重使用に関する基本的な考え方について(PDF:301KB)(平成25年12月24日)

(獣医師や生産者向けのパンフレットはこちらをご覧下さい。)   


抗菌剤の慎重使用に資するため、ガイドブックを作成しています。



抗菌薬の慎重使用手引き資料画像
愛玩動物における
抗菌薬の慎重使用の手引き-2020-
(PDF : 3,726KB)


【分割版】
愛玩動物における
抗菌薬の慎重使用の手引き-2020-
(表紙~p15)(PDF : 1,244KB)


愛玩動物における
抗菌薬の慎重使用の手引き-2020-
(p16~p31)(PDF : 1,264KB)


愛玩動物における
抗菌薬の慎重使用の手引き-2020-
(p32~裏表紙)(PDF : 1,973KB)


普及啓発ポスター画像(ピンク)
普及啓発ポスター(ピンク)
(PDF : 316KB)

 普及啓発ポスター(青)
(PDF : 313KB)

 
普及啓発ポスター(オレンジ)
(PDF : 317KB)


 普及啓発ポスター(青緑)
(PDF : 317KB)


普及啓発ポスター(黄緑)
(PDF : 318KB)

「抗菌薬を使う前に」資料表紙画像
抗菌薬を使う前に-便利ツールー
(PDF : 3,582KB)


【分割版】
抗菌薬を使う前にー便利ツールー(PDF : 1,331KB)
 
抗菌薬を使う前にー便利ツールー
(p5~裏表紙)(PDF : 1,215KB)



家畜における抗菌性物質のリスク管理策定指針 

農林水産省では、リスク管理措置を策定する上で必要となる指針を定め、これに基づいてリスク管理措置を策定、実施しています。

動物用抗菌性物質製剤

飼料添加物

動物に使用する抗菌性物質のリスク管理措置ー食品安全委員会の評価結果等の活用

農林水産省は、2003年に当時使用できる抗菌性飼料添加物及びそれらと同系統の動物用の抗菌性物質製剤について、その指定の是非を検討するため26成分のリスク評価を食品安全委員会に諮問しました。
その評価結果も参考にしながら、農林水産省は以下のリスク管理措置を講じています。


動物用抗菌性物質製剤と飼料添加物の食品安全委員会による評価結果
(リスクの程度をクリックすると食安委の評価結果のページにとびます)

動物用抗菌性
物質製剤

リスクの程度と
食品安全委員会
による評価結果
(答申日)
【外部リンク】

農水省による
リスク管理措置

 フルオロキノロン剤
(牛及び豚用)
中等度
平成22年3月25日
・一次選択薬1が効かなかった場合に使うよう添付文書や容器に記載
薬剤耐性菌の発生状況のモニタリングを強化(通知(PDF:77KB))
 ツラスロマイシン製剤
(豚用)
中等度
平成24年9月24日
・一次選択薬が効かなかった場合に使うよう添付文書や容器に記載
薬剤耐性菌の発生状況のモニタリングを強化(通知(PDF:73KB)
ピルリマイシン製剤
(牛用) 
低度
平成25年2月4日
・薬剤耐性菌の発生状況のモニタリングの継続(通知(PDF:59KB)
 フルオロキノロン剤
(鶏用)
中等度
平成25年11月25日
・一次選択薬が効かなかった場合に使うよう添付文書や容器に記載
薬剤耐性菌の発生状況のモニタリングを強化(通知(PDF:92KB))
ガミスロマイシン製剤
(牛用)  
低度
平成26年9月2日
・人の医療上重要な抗菌性物質に分類されているため、一次選択薬が効かなかった場合に使うよう添付文書や容器に記載
薬剤耐性菌の発生状況のモニタリングを強化(通知(PDF:111KB))
セフチオフル製剤
(牛及び豚用)
中等度
平成27年4月14日
・一次選択薬が効かなかった場合に使うよう添付文書や容器に記載
薬剤耐性菌の発生状況のモニタリングを強化(通知(PDF:101KB))
ツラスロマイシン製剤
(牛用)
低度
平成27年7月14日
・人の医療上重要な抗菌性物質に分類されているため、一次選択薬が効かなかった場合に使うよう添付文書や容器に記載
薬剤耐性菌の発生状況のモニタリングを強化(通知(PDF:58KB))
フロルフェニコール製剤
(牛及び豚用)
無視できる程度
平成28年1月12日
セフキノム製剤
(牛及び豚用)
中等度
平成28年7月26日
・一次選択薬が効かなかった場合に使うよう添付文書や容器に記載
薬剤耐性菌の発生状況のモニタリングを強化(通知(PDF : 114KB)
硫酸コリスチン製剤
(牛及び豚用)
中等度
平成29年1月17日
(第2版)低度
令和3年2月2日
・一次選択薬が効かなかった場合に使うよう添付文書や容器に記載
薬剤耐性菌の発生状況のモニタリングを強化(通知(PDF : 122KB))
・リスク管理措置の継続(通知(PDF:113KB)
ガミスロマイシン製剤
(豚用)
中等度
平成29年7月25日
・一次選択薬が効かなかった場合に使うよう添付文書や容器に記載
薬剤耐性菌の発生状況のモニタリングを強化(通知(PDF : 150KB))
マクロライド系抗生物質
(エリスロマイシン、タイロシン、チルバロシン、チルミコシン、ミロサマイシン)
低度
平成31年2月5日
・薬剤耐性菌の発生状況のモニタリングの継続
テトラサイクリン系抗生物質
(オキシテトラサイクリン、クロルテトラサイクリン、ドキシサイクリン)
低度 
平成31年3月26日
・薬剤耐性菌の発生状況のモニタリングの継続

 

飼料添加物

リスクの程度と
食品安全委員会
による評価結果
(答申日)
【外部リンク】

リスク管理措置

 モネンシンナトリウム
 無視できるリスク
平成18年9月21日
デストマイシンA    評価取下げ2
平成22年2月4日
平成22年2月4日
指定取消 
 ノシヘプタイド 無視できるリスク
平成24年9月24日
  センデュラマイシンナトリウム
無視できるリスク
平成25年4月22日
 ラサロシドナトリウム
 無視できるリスク
平成25年4月22日

 サリノマイシンナトリウム
無視できるリスク
平成25年6月24日
 ナラシン
無視できるリスク
平成25年6月24日
 フラボフォスフォリポール
無視できるリスク
平成25年11月11日
 アビラマイシン
 無視できるリスク
平成26年1月7日
 アンプロリウム
明らか不要3
平成25年9月9日
エトパベート 明らか不要3
平成25年9月9日
ナイカルバジン 明らか不要3
平成25年9月9日
クエン酸モランテル 明らか不要3
平成25年9月9日
セデカマイシン   評価取下げ2
平成26年2月7日
平成26年2月6日
指定取消
エンラマイシン 無視できるリスク
平成26年10月14日
  バージニアマイシン
中等度
平成28年5月24日
平成30年7月1日
指定取消 
 硫酸コリスチン
中等度
平成29年1月17日
平成30年7月1日
指定取消
デコキネート    評価取下げ2
平成30年6月12日
平成30年7月1日
指定取消
エフロトマイシン    評価取下げ2
平成31年1月9日
平成30年12月27日
指定取消
 リン酸タイロシン
低度
平成31年2月5日
令和元年5月1日
指定取消
クロルテトラサイクリン 低度
平成31年3月26日
令和元年12月27日
指定取消
アルキルトリメチルアンモニウムカルシウムオキシテトラサイクリン 低度
平成31年3月26日
令和元年12月27日
指定取消
亜鉛バシトラシン (平成15年12月8日諮問)
スルファキノキサリン (平成15年12月8日諮問)
ビコザマイシン 無視できるリスク
令和2年5月19日
ハロフジノンポリスチレンスルホン酸カルシウム 無視できるリスク
令和2年2月4日



1  病気の原因となっている細菌に対して有効な抗菌性物質のうち、有効な細菌の種類が少ない抗菌性物質を一次選択薬といいます。
2  既に製造と販売が行われておらず、今後とも製造等の見込みがないことから飼料添加物としての指定を取り消したため、評価依頼を取り下げています。
3  人の健康に及ぼす影響の内容や程度が明らかであったため、評価不要と判断されています。

研究開発

概要


動物分野では、抗菌剤物質の耐性率の調査や耐性菌の発生を極力抑える使用のあり方に関する調査・研究を行っています。
研究の成果として、疾病ごとの治療ガイドブックを作成し、公表しています。

研究成果

現場の獣医師の適切な抗菌性物質の選択に資するよう、研究結果を踏まえ、牛及び豚の呼吸器病並びに牛の乳房炎における 治療ガイドブック を作成しています。

国際協力

概要


畜水産分野においては、薬剤耐性菌に関する国際獣疫事務局(OIE)の動物衛生コード、コーデックス委員会の実施規範やガイドライン等の策定過程においては、農林水産省から関係会合等に参画し、積極的に意見提出を行うなどの貢献をしてきています。
我が国では、これらの国際基準等に沿って、内閣府食品安全委員会がリスク評価を行い、その評価結果を踏まえ、薬剤耐性菌のリスクを低減するためのリスク管理措置を策定・実施しており、動物用抗菌剤の慎重使用の徹底、動物用抗菌剤の使用量・耐性率の監視等の措置を実施しています。
また、OIEの研修等への協力や個別の国々からの依頼に基づくセミナー等への専門家の参画等を行ってきております。

動物医薬品検査所における取組み

動物医薬品検査所は、OIEコラボレーティング・センターとして、アジア諸国の薬剤耐性検査担当者に対する技術研修・セミナーを実施しています。
動物医薬品検査所の薬剤耐性に関する取組みの詳細についてはこちら

OIEにおける取組み

OIEは、薬剤耐性菌対策に関する陸生及び水生動物衛生規約を策定しています。

WHO国際行動計画

WHOは、2015年5月、薬剤耐性に関する国際行動計画を採択しました。薬剤耐性対策は、世界的に人医療、動物その他の関係分野が連携して対応する課題であるとされています。

WHOは、行動計画を踏まえ、薬剤耐性菌に関する理解を深め、意識向上をはかるため、毎年11月の1週間を、World Antibiotic Awareness Weekとしています(2017年11月13日から19日まで)。

それに対応して、OIEにおいても動物分野での取組を行っています。

コーデックスのガイドライン等

Codexは、薬剤耐性菌の問題に対して、リスクアナリシスの考え方に基づいてリスク評価を行った上で、リスクの程度に応じたリスク管理措置を講じることが重要であるとしており、薬剤耐性対策に関する行動規範(Code of Practice)やガイドラインを定めています。

お問合せ先

消費・安全局畜水産安全管理課

担当者:薬剤耐性対策班、飼料安全基準班
代表:03-3502-8111(内線4534)
ダイヤルイン:03-6744-2103
FAX番号:03-3502-8275

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