

香川県(かがわけん)
しょうゆ豆
しょうゆの味こうばしさが
口の中に広がる一品
口の中に広がる一品
どんな料理?
「しょうゆ豆」は、いったそら豆をしょうゆやさとう、とうがらしをまぜたちょう味えきにつけこんだあまからい食べ物で、香川県(かがわけん)の郷土(きょうど)料理として知られています。かむと、しょうゆのこうばしさが口の中に広がる一品です。
作り方・食べ方
しょうゆにつけこむ前に豆をいることで、かんだ時にぽろっとくだけるどく特の食感が楽しめます。悪くなりやすいそら豆は、しょうゆ豆にすることでほぞんがきくようになるため、作り置きとしても作られました。
由来・話題など
香川県(かがわけん)では、「しょうゆ豆」をおせち料理で黒豆の代わりに食べる家庭もあるなど、毎日の食たくだけでなく、さまざまな行事で欠かせない料理となっています。その昔、あるおばあさんが、四国八十八ヶ所をまわるお遍路さん(おへんろさん)をもてなすためにそら豆をいっていたときに、豆が近くにあったしょうゆのつぼに落ちてしまったところ、その豆を食べてみると、しょうゆの味がしみておいしかったことが、「しょうゆ豆」の始まりといわれています。

