

日本人のとっている塩分のうち、約3割は魚介・肉加工品、インスタント食品や菓子類などに含まれている“目に見えない塩分”です。油脂についても、約7割は肉類や菓子類などに含まれている“目に見えない油脂”です。調味料として使う塩分や油を控えることはもちろんですが、これらの目に見えない塩分や油脂をとりすぎないように、食材も上手に選びましょう。


現代社会では主菜は食べ過ぎになりがちです。主菜の品数が多くなると、カロリーや脂質、塩分のとり過ぎにつながります。主菜は1食1品程度にしましょう。また、調理法や肉の部位にも注意が必要です。揚げ物や炒め物など油を多く使う料理は1日1品以下に控え、お肉は脂肪の少ない部位を選ぶようにしましょう。
また、生活習慣病の予防のためには、動物・植物・魚からの脂肪をバランスよくとることも大切です。肉料理が続いたら、翌日は魚や大豆料理を中心にするなど、偏りのないように食べましょう。





