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農林水産省

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農村環境保全のための調査

農業農村整備における生物多様性の保全技術の確立など、環境との調和に配慮した事業の推進のための調査を実施しています。

    これまでに実施した調査の報告

    農業農村整備の事業の担当や、実際に維持管理を行っている土地改良区、農業者等、地域の皆さんが利用できる内容にまとめています。

    生態系への配慮 生物影響への対応 気候変動への対応 地球温暖化の防止

     

    生態系への配慮

    防災重点農業用ため池の廃止工事における生態系配慮について(令和5年3月)

    農業水路系における生物多様性保全のための技法と留意事項(令和4年7月作成)

    農業用用排水路における環境配慮対策実施後の効果を検証するとともに、生態系配慮施設の整備技法等に係る留意事項・課題等を整理。併せて、新しい調査技術である環境DNA分析技術の有用性と課題を検証。

    農業用水路トンネルとコウモリ類(平成29年3月作成)

    農業用水路トンネルに生息するコウモリ類の生息環境配慮検討の参考とするため、生息状況等の情報、生息調査方法、事業における生息環境配慮の取組事例。(農業水利施設生息環境向上及び特定外来生物被害対策技術評価・分析調査)

    生態系配慮施設の維持管理マニュアル(平成28年3月作成)

    生態系に配慮して設置された施設の機能を十分に発揮するため、生態系配慮施設ごとの機能と維持管理、管理体制づくり、外来種への対応等のマニュアル。(生態系配慮施設の維持管理手法・体制確立調査)

    水域ネットワークの保全対策実施のための手引き及び優良事例集(平成28年3月作成)

    河川・用排水路・水田等の間にわたる水域のネットワークを効率的に保全・再生するのための参考資料。(水域ネットワーク調査)

    水田魚道づくりのすすめ(平成26年3月作成)

    水田魚道の役割や水田魚道を設置する場合の効果的な配置等についてのパンフレット。(環境配慮施設の配置手法検討調査)

     農村の生物多様性把握・保全マニュアル(平成24年3月作成)

    農地整備の際には、ため池をビオトープとして保全する取組、水田魚道の設置、渡り鳥の生息地の提供等、さまざまな活動が行われています。このような、地域の人と生きもののつながりを発展させるための、「地域の生物多様性を知る-理解する-守る」マニュアル。(生物多様性保全手法確立調査)

    生きもの豊かな農業水路をめざして(平成19年3月作成)

    農地に水を送るという役割の他に、多くの生きものの生息場としての機能も兼ね備えている農業用水路について、身近な水路の現状を知り、どのような水路であってほしいかという目標を設定する「生きもの環境水路評価ツール」など。

    身近な水域にすむ魚類等の生息環境の改善に向けて(平成16年3月作成)

    河川と水田・農業水路間の魚類等の生息環境の改善に向けた基本的考え方や目標設定、改善手法等を農林水産省農村振興局と国土交通省河川局が連携してとりまとめた調査報告(国土総合開発事業調整費:身近な水域における魚類生息環境改善のための事業連携方策調査)

    「里地・田んぼではじめる自然回復~取り組みを進めるためのヒント~」(平成15年3月作成)

    水田を利用する生物の生息に影響する要因を整理すると共に、農村地域の水田などの二次的自然を野生生物の生息・生育環境として活用している事例(冬期湛水、谷津田、休耕田等)を収集し、その取り組み内容、課題、対応策等の調査を、農林水産省と環境省が共同で行い、とりまとめた調査報告。(農村地域での身近な自然の創出・保全活動の推進手法検討調査)

    • 里地・田んぼではじめる自然回復~取り組みを進めるためのヒント~(PDF : 1,425KB)

    人と自然が織りなす里地環境づくり(平成14年3月作成)(調整中)

    里地地域において、どのような持続可能な社会を描けるかについて、農林水産省と環境省が連携し、作成した事例集。

     

    生物影響への対応

    農業水利施設における外来生物対策セミナー~侵略的な水生外来植物による通水阻害の脅威と今後の取組~

    令和5年12月7日(木曜日)に開催したオンラインセミナーの録画動画と講演資料を掲載。
    水生外来植物による農業水利施設における通水阻害の実態や効果的な対策の紹介など、水生外来生物対策を進める上での一助となる情報を発信。
    (※Q&Aを掲載しました(令和6年4月18日更新)) NEWアイコン

    外来生物早期発見ツール(令和5年3月作成)

    農業用の水路やため池等において異常発生し、通水障害等の被害を及ぼすリスクの高い外来生物を正しく見分けるための「早期発見ツール」。

    外来種が農業水利施設に及ぼす影響と対策(平成30年3月作成、令和5年3月手引き追加)

    農業水利施設に通水障害等を発生させる外来種を抽出し、これらの外来種が農業水利施設に及ぼす影響や対策のポイント(留意点)等を整理。

    ナガエツルノゲイトウの駆除対策について(令和3年11月作成、令和5年3月マニュアル更新)

    特定外来生物「ナガエツルノゲイトウ」の被害拡大防止のため、最新の知見を整理。

    農業水利施設における水生生物による通水阻害実態調査-アンケート調査結果の概要(令和3年8月作成)

    国営土地改良事業に関連する土地改良区(連合)を対象に、基幹農業水利施設等において発生している水生生物による通水阻害の実態把握を目的としてアンケートを実施。通水阻害の発生状況、発生要因、対策内容等について整理。(農業水利施設における通水阻害対策手法検討調査)

    • アンケート調査結果の概要(PDF : 2,011KB)
    • アンケート調査票(参考1)(PDF : 1,616KB)
    • アンケート調査結果に基づく通水阻害をもたらしている水生生物の分布(参考2)(PDF : 2,140KB)

    農村地域(農地・農業用施設)へのイノシシ・シカ侵入防止対策の手引き(令和3年3月作成)

    農地やため池、水路等の農業生産基盤におけるイノシシ、ニホンジカ、ニホンカモシカによる掘り返し等の被害状況や対策事例、集落単位で侵入防止柵を設置する際の道路との交差部に柵の開口部が生じる構造的課題に対する対策事例を整理。(農地・農業用施設における動植物被害対策手法検討調査)

    • 農村地域(農地・農業用施設)へのイノシシ・シカ侵入防止対策の手引き
      全体版(PDF : 5,559KB)
      分割版1(PDF : 1,040KB)分割版2(PDF : 1,997KB)分割版3(PDF : 1,541KB)分割版4(PDF : 1,554KB)

      以下は、上記の手引きより、効果的な侵入防止対策(侵入防止柵・グレーチングの設置と管理)について抜粋した概要版となります。
    • 農村地域(農地・農業用施設)へのイノシシ・シカ侵入防止対策の手引きーグレーチングの設置と管理ー
      全体版(PDF : 2,549KB)
      分割版1(PDF : 1,037KB)分割版2(PDF : 1,615KB)

    カワヒバリガイ被害対策マニュアル(平成25年3月作成、平成29年3月改定)

    水路や調整池等の壁面に付着し、通水障害などを引き起こす外来生物のカワヒバリガイについて、被害を防止するためのマニュアル。

    農業用貯水施設におけるアオコ対応参考図書(平成24年3月作成)

    近年、アオコは各地の農業用貯水施設で影響・被害が顕在化していますが、将来の気候変動に伴い発生が増加する可能性があります。施設管理者等が対応をとる場合の参考情報や留意事項などを掲載。(気候変動に伴う農業用水の水質に関する適応策検討調査) 

    外来生物対策指針及びマニュアル(平成20年3月作成)

    農業用用排水路等において、外来植物による通水障害や維持管理面での影響を軽減、防止するための望ましい方策等についてとりまとめ。(気候変動に伴う農業生産基盤に関する適応策検討調査)

    • 外来生物対策指針及びマニュアル(PDF : 1,562KB)
    • パンフレット「外来植物の早期発見と防除―農業用用排水路等における外来植物対策―」(PDF : 674KB)

    気候変動への対応

    農業生産基盤分野における気候変動適応技術の取りまとめ(平成31年3月作成)

    農業生産基盤分野において活用されている技術のうち、農作物の高温障害等の気候変動影響への適応策としても活用しうる技術について、技術の効果、活用範囲、留意事項等について整理し、適応策検討の際参考となる「手引き」として取りまとめました。(農業生産基盤分野における気候変動適応技術検討調査)

    ため池の中長期的な適応策の検討に関する参考情報(平成28年3月作成)

    将来(30年よりも先)の降水量変化の予測結果をもとに、大雨注意報の発表回数や大雨時における地域ごとのため池水位の変化など、ため池への影響を評価する方法を調査。将来も見据えた対応策を検討する際の参考情報。(気候変動に伴う農業生産基盤に関する適応策検討調査)

    豪雨・渇水に対する備えと対応(参考事例集)(平成26年3月作成)

    近年、雨の降り方が変化し、ため池や排水機場が洪水等の被害を受けるリスクが高います。豪雨等に対する備えと対応を考るための、全国のため池及び排水機場における事例集。(気候変動に伴う農業生産基盤に関する適応策検討調査)

    地球温暖化の防止

    土地改良事業における温室効果ガス算定方法

    農業農村整備事業における温室効果ガス算定プログラム(平成31年3月作成・令和2年2月更新)

    水田の大区画化実施における施工・供用・廃棄のライフサイクルの各段階において排出される温室効果ガス量について、事業地区ごとに簡便に算定するプログラムを作成。

    さらに、温室効果ガス算定の対象を、水田の大区画化とあわせて実施する関連事業にも拡大。水路工・管水路工、反転均平工法等の工種を追加するとともに、間接工事費部分の算定方法を追加。

    算定プログラムファイルをダウンロードして算定して下さい。

    • 農業農村整備事業における温室効果ガス排出量算定プログラム_令和2年2月(EXCEL:697KB)
      *インターネット環境(Internet Explorer)が必要となる農地土壌から排出・吸収される温室効果ガス排出量の算定については、参照先サーバーの移設に伴い、令和2年11月30日以降、利用できなくなっております。
    • 算定プログラムの概要_令和2年2月(PDF : 1,456KB)
    • 算定マニュアル_令和2年2月(PDF : 1,845KB)
    • 算定プログラム解説書_令和2年2月(PDF : 2,085KB)
      付表1(排出原単位一覧表)(PDF : 379KB)
      付表2(施工の費用原単位一覧及び費用原単位サンプルの費用・排出量相関図)(PDF : 1,432KB)

    農地基盤整備における有機質資材利活用検討調査報告(平成26年3月作成)

    暗渠排水工等で使用される有機質資材を埋設後の長期炭素残存率を評価する手法を検討した調査報告。(地球温暖化防止に貢献する農地基盤整備推進調査)
     

    農業用水の水質

    広域農業地域における農業用水資源の水質状況(平成28年3月作成)

    農業用水資源の水質状況の観測により、安定的な食糧生産に必要な農業用水の水質を確保することを目的とした調査。


    本調査に関することは鳥獣対策・農村環境課土地・水保全班

    代表:03-3502-8111(内線5496)
    ダイヤルイン:03-3502-6079

    お問合せ先

    農村振興局農村政策部鳥獣対策・農村環境課農村環境対策室

    担当者:生物多様性保全班
    代表:03-3502-8111(内線5490)
    ダイヤルイン:03-3502-6091

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