

瓦(かわら)そば
食器代わりって本当?
どんな料理?
「瓦(かわら)そば」は、山口県(やまぐちけん)下関市(しものせきし)豊浦町(とようらちょう)の川棚温泉(かわたなおんせん)で生まれた郷土(きょうど)料理です。ご当地グルメとして山口県内各地でふるまわれ、山口県民(やまぐちけんみん)だけでなく観光客にも愛されています。
作り方・食べ方
「瓦(かわら)そば」は、熱く熱した本物の「瓦(かわら)」の上に茶そばや錦糸卵(きんしたまご)、牛肉などをのせてお客様に出され、温かいしょうゆベースのつけじるで食べます。「瓦(かわら)」は、ほ温力も高いため、最後までアツアツのじょうたいで食べられます。
由来・話題など
「瓦(かわら)そば」は西南(せいなん)戦争のときに、熊本で兵隊が肉や野草を瓦(かわら)で焼いて食べたという話をヒントに生まれました。また、川棚温泉(かわたなおんせん)には、多くの旅人が来ていたことから、当時、しょ民が使うことをきんじられていた「瓦(かわら)」を、治安を守るために屋根に取りつけることが特別にきょかされていました。このように「瓦(かわら)」が生活に欠かせないものであったことが、「瓦(かわら)そば」が生まれたはい景にあったと考えられています。
