更新日:令和2年12月25日
担当:消費・安全局植物防疫課国内防除第2班
病害虫防除に関する情報
農作物の安定生産のためには、適期の病害虫防除が必要です。農林水産省では、病害虫防除が適切に実施されるよう、都道府県等の関係機関と連携して、発生予察事業による病害虫の発生予測、総合的病害虫・雑草管理(IPM)の推進、農薬飛散低減対策の指導等を実施しています。 |
水稲病害虫防除対策全国協議会について
今般、温暖化等の影響によって病害虫の発生時期の早期化、発生量の増加、発生地域の拡大がみられています。 |
水稲病害虫防除対策全国協議会資料
- 第1回水稲病害虫防除対策全国協議会議事概要(PDF : 240KB)
- スクミリンゴガイ防除対策マニュアル(移植水稲)(防除対策マニュアル)(PDF : 860KB)
- 【秋冬編】ジャンボタニシによる水稲の被害を防ぐために(防除対策リーフレット)(PDF : 684KB)
- 令和3年産水稲生産におけるトビイロウンカ対策について(PDF : 251KB)
- 令和3年産水稲生産においてトビイロウンカの被害を受けないために(防除対策リーフレット)(PDF : 777KB)
スクミリンゴガイの被害防止対策について
発生予察事業
病害虫のまん延は、我が国の農業に重大な損害を与えるおそれがあり、かつ、県境を越えて拡大するため、国と都道府県は協力して病害虫の防除を行い、まん延を防止する必要があります。このため、都道府県の協力のもとに、病害虫の発生状況、気象、作物の生育状況等の調査を実施し、その後の病害虫の発生を予測し、それに基づく情報を農業関係者に提供する発生予察事業を実施しています。 |
病害虫発生予察情報
都道府県病害虫防除所
指定有害動植物
指定有害動植物の見直し検討会
LED光源を利用した予察灯の実用化
総合的病害虫・雑草管理(IPM)
総合的病害虫・雑草管理(IPM:Integrated Pest Management)とは、予め病害虫・雑草の発生しにくい環境を整え(輪作、抵抗性品種導入、土着天敵利用等)、病害虫の発生状況に応じて、天敵(生物的防除)や粘着板(物理的防除)等の防除方法を適切に組み合わせ、環境への負荷を軽減しつつ、病害虫の発生を抑制する防除体系です。 |
総合的病害虫・雑草管理(IPM)実践指針
総合的病害虫・雑草管理(IPM )検討会
地域におけるIPM推進の取組事例
IPMフォーラム(消費者等との意見交換会)
IPMに関する情報(研究開発リンク)
農薬等の空中散布
農林水産業において有人ヘリコプターや無人航空機を利用して行う農薬等の空中散布は、水稲、畑作、果樹、森林等の病害虫防除のほか、播種、施肥、森林管理の諸作業、各種調査等、農林水産業の各分野において実施されており、農作業の効率化及び低コスト化に寄与しています。 |
有人ヘリコプターに関する情報
無人航空機(無人ヘリコプター等)による農薬等の空中散布に関する情報
有人ヘリコプターによる空中散布の実施計画について
農薬等の空中散布の実施状況について
農薬飛散(ドリフト)低減対策
平成18年5月に、食品衛生法に基づく残留基準値が設定されていない農薬等が一定量以上含まれる食品の販売等を原則禁止する制度(いわゆる「ポジティブリスト制度」)が導入されたこと等に伴い、農薬散布時に農薬飛散(ドリフト)低減対策を徹底することが重要となっています。 |
農薬飛散(ドリフト)低減対策に関する情報
地域特産作物(マイナー作物)の農薬適用拡大の促進
地域特産作物(マイナー作物)は、農薬需要量も少ないことから、使用可能な農薬が少ない傾向にあります。このため農林水産省では、農薬登録に必要な試験データを効率的に作成するため、都道府県、農薬メーカー間の調整を図る等の取り組みを行っています。 |
地域特産作物(マイナー作物)への病害虫防除用農薬の適用拡大に向けた手順
登録実績
農産物輸出促進のための新たな防除体系の確立
平成26年度から平成28年度にかけて、農産物の輸出促進につなげるよう、輸出重点品目について、輸出相⼿国での残留農薬基準が設定されていない農薬等の使⽤を低減する全国の産地で活⽤できる標準的な防除体系を新たに確⽴し、その効果の提⽰を⾏いつつ、「輸出相手国の残留農薬基準値に対応した病害虫防除マニュアル」の作成等により産地へ導⼊することを目的とした事業を実施しました。 |
農林水産物等の輸出促進対策
臭化メチル削減対策
臭化メチルは、オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書締約国会合で、フロンなどと同様にオゾン層破壊物質として指定され、一部の土壌くん蒸等の臭化メチルが必要不可欠な処理については、「不可欠用途」として使用が認められています。しかし、国際的な地球環境保護の観点から、不可欠用途であっても全廃すべきという動きが近年進んでおり、我が国においても、「不可欠用途臭化メチルの国家管理戦略」を策定し、臭化メチル全廃に向け、代わりとなる技術の開発・普及に取り組んでいます。 |
臭化メチル削減対策に関する情報
薬剤抵抗性対策
病害虫の防除において、同一系統の薬剤の連続使用等により、薬剤抵抗性を持つ病害虫の存在が顕在化してきており、防除が困難となってきています。このため農林水産省では、都道府県、研究分野、関係団体及び農薬メーカーと連携し、薬剤抵抗性対策に取り組んでいます。 |
薬剤抵抗性対策に関する情報
資材費低減の観点を踏まえた今後の病害虫防除の在り方について
「農業競争力強化プログラム」(平成28年11月29日 農林水産業・地域の活力創造本部決定)において、生産者の所得向上につながる生産資材価格形成の仕組みの見直しが位置づけられました。 |
各種資料
会議・講演等資料
技術情報等
植物防疫年報
成果物等
リンク集
お問合せ先
消費・安全局植物防疫課
担当者:国内防除第2班
代表:03-3502-8111(内線4562)
ダイヤルイン:03-3502-3382
FAX:03-3502-3386