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学ぼう!日本と世界の食べ物

牛乳・乳製品編 食べ物の力

牛乳はどこからくるのかな?・酪農家の一日・牛の胃の秘密

乳牛のお母さん牛が出すお乳が、牛乳です。お母さん牛にたくさんエサをあげるとたくさんの牛乳が出るので、私たち人間も分けてもらっています。

酪農家の一日

乳牛は早起きです。乳牛を世話する酪農家は朝の5時くらいから牛舎(ぎゅうしゃ)に行き、牛たちにエサをあげてから乳しぼりをします。そのあと牛舎のそうじをしたり、牛たちのエサになる牧草やトウモロコシを育てたりします。夕方にも朝と同じように、エサやりと乳しぼりをします。子牛が生まれるときは寝るひまもないくらいいそがしくなります。

牛の胃のひみつ

牛は草を食べます。でもどうして、食べた草が牛乳になるのでしょう。その秘密は牛の胃にあります。人間の胃は1つしかありませんが、牛には4つの胃があります。牛はいちど食べて胃に入った草を、また口に戻してかみ直します。そうすることで、食べた草はどんどん小さくやわらかくなります。牛の胃の中には小さな生き物(微生物=びせいぶつ)が住んでいて、牛がかみ直した草を分解して栄養にします。その栄養を使って、牛のからだの中で牛乳が作られるのです。

牛のイラスト:緑の草の栄養が赤い血液に取り込まれて乳房に流れ込み白い牛乳になる