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見てみよう!日本各地の郷土料理

軽羹
©(社)全国学校栄養士協議会

鹿児島県 軽羹(かるかん)

材料(小学校3~4年生1人分):塩かるかん粉……13グラム さとう……8.5グラム ナガイモ……9グラム 酢……適量 卵白……2.5グラム 水……9.5グラム ※かるかん粉は上新粉で代用できる
©(社)全国学校栄養士協議会
山イモと米の粉で作るふんわりしたお菓子

「かるかん」は薩摩(さつま)藩の島津斉彬(なりあきら)公が江戸(えど)から連れ帰った菓子職人(かししょくにん)、八島(やしま)六兵衛により作られたといわれています。蒸(む)しあがると軽くなるので、「かるかん」とよばれています。かるかんの材料である自然薯(じねんじょ)という山イモは秋にとれます。掘るには、「きんつっ」という専用の長い道具を使います。

食材豆知識

おやつにはエネルギーや糖分がたくさんふくまれているものが多いのですが、「かるかん」は自然薯と米の粉(かるかん粉)にさとう、卵白を加えただけのシンプルなお菓子で、しっとりとやわらかく仕上がります。さとうは貴重な食べ物だったので、「かるかん」が広く食べられるようになったのは、明治時代になってからのことです。

エネルギー87kcal ※かるかんはヒモにあたります