





日本国内のサクラエビの100%が、駿河湾(するがわん)でとれます。サクラエビ漁のはじまりは、明治時代に由比(ゆい現在の静岡市)の漁師がアジのあみ引き漁をしていたときに、あみが深くもぐってしまい、そのとき偶然(ぐうぜん)にサクラエビがたくさんとれたからだとされています。漁の季節は春と秋の2回です。シラスはカタクチイワシなどの幼魚で、やはり駿河湾でとれる静岡の特産物です。6~7月に多くとれます。

サクラエビやシラスには、成長に必要なたんぱく質や、骨を強くするカルシウムがたくさんふくまれています。ゴボウやタマネギも入れたかきあげは、野菜の栄養もいっしょにとることができます。サクラエビもシラスも、干したり塩ゆでにしたものが多く売られていますが、漁港の近くでは、とれたての生のものを食べることもできます。





