

愛知県(あいちけん)
きしめん
平たくてのうこうな味付けの
つゆがからみやすいめん料理
つゆがからみやすいめん料理
どんな料理?
「きしめん」は、はばが広い平打ちのうすいめんをつゆとあわせて食べる、古くから愛知県民(あいちけんみん)に親しまれてきた郷土(きょうど)料理です。もちもちした食感でのどごしがつるっとしていて、小さな子どもからお年よりまで、多くの人に食べられています。
作り方・食べ方
「きしめん」のつゆは、かつおよりもこくてどく特な味が出るムロアジでだしを取り、たまりじょうゆを使ってのうこうな味付けをします。「きしめん」は、めんが平たいため、うどんよりもつゆの味がからみやすく、しっかりした味付けを好む愛知県民(あいちけんみん)に愛されてきました。「きしめん」には温かいものだけでなく、めんもつゆも冷たくした「ころ」というものもあり、さっぱりと食べられるため夏に人気です。
由来・話題など
「きしめん」という名前は、紀州(きしゅう・和歌山県(わかやまけん))の人が考えたので「紀州(きしゅう)めん」とよばれたのが起げんという説と、きじの肉を具として使ったことから「きじめん」とよばれたことに由来するという説などさまざまな説があります。

