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学ぼう!日本と世界の食べ物

主食編 食べ物の力

やっぱり主食が大事

主食は食事の中心になる食べ物で、からだを動かす力のもとです。主食にはごはん、パン、めん類などがありますが、日本でたくさん作られているのは、やはりお米です。

お米のできるまでを、知っていますか?

トラクターで土を耕(たがや)してやわらかくする「田起(たお)こし」をします。そこに水を入れて土をかきまぜる「代(しろ)かき」をして、土の表面を平らにします。この間に、前の年にとれたお米をもみがついたままとっておいた「種もみ」を育苗箱(いくびょうばこ)にまいて、イネの苗を育てておきます。苗が育ったら田んぼに植えかえる「田植え」をします。

田植えのあとはイネが育つようすを見ながら、気温の変化にあわせて水の量を細かく調整していきます。田んぼに雑草が生えると、土の中の養分を吸い取られたり、虫がついたりして、イネの成長の邪魔(じゃま)になります。そこで草取り=除草(じょそう)作業が必要です。夏になるとイネの花が咲き、やがて実をつけます。

イネの実が大きく育ち、稲穂(いなほ)が黄金色になってきたら、いよいよ収穫です。イネをコンバインという機械で根元近くから刈り取ったら、刈り取った茎から実だけをはずす「脱穀(だっこく)」をします。はずされた実を「もみ」といいます。もみは、カントリーエレベーターと呼ばれる大きな施設に運んで乾燥(かんそう)させ、貯蔵(ちょぞう)しておきます。「もみ」からもみ殻をはずしたものが「玄米(げんまい)」で、玄米についているぬかを取り除く「精米(せいまい)」という作業をすると「お米(白米)」になります。