
日本語では、お米を炊いたものを「ごはん」といいます。そして食事のことも「ごはん」といいます。日本では昔からお米を大切に食べてきたから、食事のことも「ごはん」と呼ぶのですね。


「米」という字は「八十八」という文字からつくられたといわれています。お米ができるまでには88回もの手間がかかる、という意味です。昔に比べて今は便利な機械もあるので、米作りも早く楽にできるようになりました。それでも、イネを育ててお米を収穫するまでには、たくさんの手間がかかります。大切に手をかけて育てられたお米だから、大事に食べたいですね。



精米する前の玄米には、食物繊維(しょくもつせんい)やビタミンなどの栄養素が白米より多くふくまれています。玄米ごはんを食べるときは、いつも食べているごはんよりも少しかたいのでよくかんで味わって食べましょう。

せんべいやだんごなど、お米から作られる食べ物はいろいろあります。調味料であるお酢も、お米からできるんですよ。ほかにはどんな食べ物が作られているのか、探してみましょう。






